ITサービスマネージャの資格試験について

ITサービスマネージャとは、顧客が求めるITサービスを適切なコストで提供し、なおかつ高品質を維持し、障害発生時には被害を最小限に食い止める対応力を持つスペシャリストです。ITサービスマネージャの資格試験は、こうした能力を持つか判定するための試験となります。ITサービスを主導し、下位者を指導する人に特に適した資格でしょう。

なおITサービスマネージャは、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)主催、経済産業省認定による国家資格となります。

ITサービスマネージャの試験概要について

ITサービスマネージャに受験資格の制限はありません。
ただし試験問題は、ITサービスマネージャとして高度なIT人材を想定して作られています。
試験概要に関しては、以下の通りです。

■申込期限と試験日程

ITサービスマネージャは実施先(情報処理推進機構)の秋期試験の一環として行われます。
申し込み方法によって受付期間が異なるので、注意しましょう。

申込期限
・インターネットの場合:7月中旬~7月中旬の20時ごろ。
・郵送の場合:7月中旬~7月中旬ごろ。
試験日程:10月第3日曜日。

■受験料
5,700円

■合格発表日
1月中旬ごろ。

■問い合わせ
情報処理技術者試験センター・コールセンター
TEL:03-5978-7600

※受付時間9:30~18:15(土・日・祝日・年末年始を除く)
※お問い合わせの前に実施先ホームページの「よくある質問」や「案内書」をご確認いただきますよう、お願いいたします。

ITサービスマネージャの試験内容について

ITサービスマネージャの試験は、午前Ⅰ・午前Ⅱ・午後Ⅰ・午後Ⅱの4つの部によって構成されています。
それぞれの試験形式や内容の詳細は、以下の通りです。

■午前Ⅰ
・試験時間:50分(9:30~10:20)
・回答形式:四肢択一の多肢選択式。
・出題数:30問
[試験内容] ・テクノロジ系基礎理論
・コンピュータシステム
・技術要素
・開発技術
・プロジェクトマネジメント
・サービスマネジメント
・システム戦略
・経営戦略
・企業と法務

■午前Ⅱ
・試験時間:40分(10:50~11:30)
・回答形式:四肢択一の多肢選択式。
・出題数:25問
[試験内容] ・コンピュータシステム
・技術要素
・開発技術
・企業と法務

■午後Ⅰ
・試験時間:90分(12:30~14:00)
・回答形式:記述式。
・出題数:3問(そのうち2問回答)
[試験内容] ・システムの運用や管理
・情報セキュリティの運用や管理
・カスタマーサービスに関して・・・など。

■午後Ⅱ
・試験時間:120分(14:30~16:30)
・回答形式:論述式。
・出題数:2問(そのうち1問回答)
[試験内容] ・システムの運用や管理
・情報セキュリティの運用や管理
・カスタマーサービスに関して・・・など。

ITサービスマネージャの難易度について

ITサービスマネージャ資格試験の合格基準は、以下の通りとなります。

・午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰの試験が100点満点中、60点以上であること。
・午後Ⅱ(論述式)試験がランクAであること。

ランクAとは、設問で要求した項目が以下の充足度を満たしていると評価されるものを指します。
・論述の具体性、妥当性、一貫性がみられること。
・見識に基づく主張や洞察力、行動力、独創性、先見性があり、表現力・文章作成能力などを認められるもの。

平成27年度の合格率は13.2%であり、近年の合格率は12~13%前後を推移しています。
資格試験として、比較的難易度の高い試験です。

実施先ホームページの過去問題集を何度も解き、出題傾向を掴むほか、通信講座(教育)やスクールで試験対策を行うのが合格への近道となるでしょう。

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