CAD利用技術者試験について

CAD利用技術者試験とは、一般社団法人 コンピュータソフトウェア協会によって実施する民間資格のひとつです。
CADシステムを使って製図を行うほか、設計や操作を行う能力、あるいはハードウェア、ソフトウェアに関する実践的な知識が問われます。

この資格を持つ人の多くは機械メーカーや建築・土木設計事務所、企業の設計部門、デザイン事務所に就職します。
このほかインテリアメーカーや自動車関連、アパレル関連での就職も可能で幅広い可能性を秘めた資格です。

CAD利用技術者試験の概要について

CAD利用技術者試験は1級と2級に分かれるほか、さらに1級の場合はトレース・建築・機械の分野に分かれます。
2級の受験資格に制限はありませんが、1級の受験は2級の合格、あるいは別の1級合格者であることが条件となります。
機械CAD資格の機械・設備・電気CADインストラクターはこちら
土木CADの土木CADインストラクターはこちら
建築CAD資格の建築CADインストラクターはこちら
CAD資格のCADデザインマスターはこちら
■申込について
申込はCAD利用技術者試験センターのホームページから行います。
手続き完了後3日以内に受験料を支払わなければ自動的に申込キャンセルとなりますので、ご注意ください。

日程や申込期限は受ける等級や年度などによって異なりますので、ホームページでその都度確認をしましょう。

■受験料(税別)
1級・・15,000円
2級・・5,500円

■合格発表日
試験日の約1か月後となっています。

■問い合わせ
CAD利用技術者試験センターホームページ

CAD利用技術者試験の科目ついて

各等級や分野ごとの試験科目は下記の通りです。

【CAD利用技術者試験1級(トレース)】

■実技試験(75%)
1)編集、レイヤ設定
・図形の編集、コマンド機能、レイヤ設定
2)トレース能力
・図面のトレース
3)投影能力
・投影関係と形状理解

■筆記試験(25%)

1)製図の知識
・図面の名称
・線の種類と用途
・寸法補助記号、図記号(建築、機械、土木、電気)

【CAD利用技術者試験1級(建築)】

■実技試験(75%)
1)RC造
・平面図、断面図、立面図、矩計図、部分図、展開図
2)木造
・平面図、断面図、立面図、部分図、展開図

■筆記試験(25%)

1)建築製図の基礎知識
・建築業務の基本知識
・建築製図、建築の主な構造
・建築の主な材料と部材
・モデュール
・建築業務と建築図面の役割

2)建築生産の電子情報
・建築CALS/EC
・建築生産業務の電子情報化
・建築CAD図面作成要領
・コンピュータによるシミュレーション

【CAD利用技術者試験1級(機械)】

■実技試験(75%)
1)機構部品の作図
2)投影図からの作図
3)カタログ、要目表などの適切な数値からの作図

■筆記試験(25%)

1)機械製図の知識

【CAD利用技術者試験2級】

■筆記試験のみです

1)CADシステムの知識(60%)

・CADシステムの概要と機能
・CADシステムの基本機能
・CADの作図データ
・CADシステムとハードウェア
・CADシステムとソフトウェア
・ネットワークの知識
・情報セキュリティと知的財産
・CADシステムの運用、管理と課題
・3次元CADの基礎知識

2)製図の知識(40%)

・製図一般
・製図の原理と表現方法
・製図における図形の表現方法

CAD利用技術者試験の難易度について

CAD利用技術者試験の合格基準は、いずれの場合も各分野の5割以上の正解率、および総合での7割以上の正解率が条件となります。
各試験の近年の合格率は下記の通りです。

・1級(トレース)→67.1%
・1級(建築)→51.3%
・1級(機械)→51.6%
・2級→55.0%

1級に関しては標準的な難易度、2級はやや易しいレベルといえるでしょう。
CAD建築模型・住宅模型

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