BATIC(国際会計検定試験)について

BATIC(国際会計検定試験)とは、東京商工会議所によって実施される公的資格の試験です。
英語力と国際会計力を同時に身につけ、グローバルに活躍できることを証明する資格となります。

2001年から開始と、まだ歴史が浅い資格ではありますが取得すれば就職や転職の自己PRとして大いに役立ちます。
受験者の主な就職先は、外資系企業の経営部門や外国との取引がある企業での英文会計などです。

BATIC(国際会計検定試験)の試験概要について

BATIC(国際会計検定試験)はレベル別に「Subject1」と「Subject2」に分かれます。
Subject1の受験資格に制限はありませんが、Subject2を単願受験する場合はSubject1で320点以上の得点が条件です。
そのほかの試験概要は以下の通りとなります。

■申込期限と試験日程
申込期限:5月中旬~6月中旬、10月上旬~11月上旬ごろ。
試験日程:7月下旬ごろ、12月中旬ごろ。

■受験料(税込)
・Subject1:5,400円
・Subject2:7,990円
・Sub1・2併願:10,150円

■合格発表日
9月上旬ごろ、翌1月下旬ごろ。

■問い合わせ
東京商工会議所検定センター
TEL:03-3989-0777
(土日祝・年末年始を除く10:00~18:00)

あるいは東京商工会議所検定センターホームページ
お問い合わせフォーム

BATIC(国際会計検定試験)の試験内容ついて

試験当日は、受験票、筆記用具、電卓(関数電卓・プログラム機能は除く)またはソロバン、身分証明書を必ず持参してください。
Subject1・2それぞれの試験内容は、以下の通りとなります。

■Subject1
・試験時間:90分
・試験形式:マークシート・記述式
・配点:400点

[試験内容:英文簿記] 勘定科目、借方と貸方、仕訳帳、元帳
売上取引、仕入取引、入金取引、出金取引
返品、割引、手形、利子付手形、コラムナー現金出納帳
小口現金出納帳、内部統制、銀行残高調整表、統括勘定
売掛金明細および買掛金明細、試算表の作成、会計の構造
取引の記帳、決算修正仕訳、再振替仕訳、精算表の作成
財務諸表、一般に公正妥当と認められた会計原則、財務諸表分析

■Subject2
・試験時間:150分
・試験形式:マークシート・記述式
・配点:600点

[試験内容:国際会計理論] IFRSとその概念フレームワーク、財務諸表、公正価値測定
現金と売上債権、棚卸資産、有形固定資産、無形資産
有形固定資産および無形資産の減損、リースの会計
金融資産、金融負債、引当金、偶発負債及び偶発資産
資本、収益認識、従業員給付の会計、法人所得税
キャッシュ・フロー計算書、企業結合および持分法と連結
為替レートの変動の影響の会計処理、会計方針、会計上の見積りの変更及び誤謬
1株当たり利益、期中財務報告、事業セグメント

※2015年度からSubject2の出題は全面移行され、「U.S.GAAP」の米国会計基準から「IFRS」の国際財務報告基準となっています。

■判定方法について
BATIC(国際会計検定試験)では、得点率などによる合否判定ではなくスコア制を採用しています。
合計1000点満点の試験のうち、難点取得したかによってレベル別の称号が与えられます。

・880~1.000:コントローラーレベル
・700~879:アカウンティングマネジャーレベル
・320~699:アカウンタントレベル
・200~319:ブックキーパーレベル
・200点未満:得点の認定のみ

なお、Subject1がアカウンタントレベルに達しなかった場合はSubject2の得点は認定されません。
ほかの資格試験と比較した場合の難易度は、「比較的高いレベル」とされています。

取得レベルの認定更新について

BATIC(国際会計検定試験)では、一度試験でレベルを取得できても永続的に認定される訳ではありません。
会計基準の変動に対応するために、一部の認定レベルには有効期間があります。

・コントローラーレベルとアカウンティングマネジャーレベル:認定期間3年
・アカウンタントレベルとブックキーパーレベル:期限なし

認定機関を更新するには、更新課題の提出と既定のレベルに到達することが求められます。
また、税込6,690円の更新料の支払いも必要です。

これらの手続きを行わない場合や、提出物が既定のレベルに達していない場合は認定レベルが執行となり、アカウンタントレベルとなります。

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