調理師試験について

調理師とは、食品について正しい知識を持ち、栄養面や衛生面を考慮した適切な調理法で料理を作れることを証明する国家資格です。
資格取得後はホテルや料亭、給食センターをはじめとした飲食業界での就職や、独立開業によって活躍する人が多数を占めます。

このほか、近年では料理好きな人がスキルアップや家族のために栄養バランスのとれた安全な料理を作るために受験するケースも増えています。

調理師試験の概要について

調理師試験は各都道府県の指定する日程と受験地よって行われます。そのため、受験料も各都道府県によって異なります。
日程や受付期間がバラバラなので、スケジュールによっては複数の都道府県で掛け持ち受験することが可能です。
また、受験資格には一定の条件が必要となっています。

■受験資格
下記のいずれかの学歴を持ち、なおかつ一定の実務経験を持つことが必要です。

[学歴] ・中学校卒業者。
・小学校卒業者出5年以上で調理業務経験者。
・旧制国民学校高等科修了者、旧制中学校2年過程修了者、あるいは労働大臣が認定した者。
・各種外国人学校中等部の卒業者。

[実務経験] 下記のいずれかに実務経験が2年以上あることが求められます。
パートやアルバイトであっても、週4日以上かつ1日6時間以上勤務していれば、実務経験と認められます。
また、ひとつの店舗に継続勤務していない場合でも合算して2年以上の実務経験と認められれば受験資格が取得できます。

・学校、病院、寮などの給食施設
(継続して1日20食以上又は1日50食以上調理する施設)
・飲食店
(旅館、簡易宿泊所を含む)
・惣菜製造業
・魚介類販売業

■申込期限と試験日程
申込期限と試験日程は各都道府県にお問い合わせください。

■受験料
各都道府県にお問い合わせください。

■合格発表日
受験から2か月後ごろ。

■問い合わせ
各都道府県庁の担当課

調理師試験の科目や合格率について

調理師試験の回答方式はマークシート形式による四肢択一方式。
7科目、全60問の出題で構成されています。

■試験科目
・食文化概論
・衛生法規
・公衆衛生学
・栄養学
・食品学
・食品衛生学
・調理理論

■合格率と難易度
調理師試験の合格基準は、全科目の合計得点が満点の6割以上であり、0点の科目が無いことです。
合格率は各都道府県によって異なり、低い場合は55%前後、高い場合は80%前後となります。全体的な平均としては、60%前後の合格率が見込まれるでしょう。
国家資格としては合格率が高く、比較的難易度が易しい試験といえるでしょう。

試験合格後、各都道府県の指導に従って調理師免許の申請を行うことで、初めて調理師となることができます。
調理師免許の申請時には、合格通知書・医師の診断書(麻薬、あへん、大麻及び覚醒剤の中毒者かどうかを診断したもの)・本籍表示のある住民票の写し(または戸籍抄(謄)本)・手数料や印鑑などが必要になります。
事前に担当課に確認の上、速やかに申請を行いましょう。

調理師試験の勉強方法・勉強時間について

調理師試験は各都道府県によって出題傾向が異なります。
効率的に勉強するには、受験地の出題傾向に沿った勉強をすることが大切です。

独学で試験にのぞむ場合は、過去問題集のテキストやインターネットで公開されている過去問題をチェックしましょう。
このほか、通信講座による勉強も有効です。
多くの場合が一から勉強を始めた初学者であり、数か月の勉強時間で合格しています。

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