1級ビル設備管理技能士について

1級ビル設備管理技能士とは、ビルメンテナンスに必要な技術の向上や能力の向上を目的とした全国ビルメンテナンス協会による資格です。なおこの資格は2級ビル設備管理技能士の上位資格にあたります。1級ビル設備管理技能士を取得するには学科試験と実技試験に合格しなければなりません。なお、平成25年度の試験の合格率は14%となっており、難易度は比較的高いものと考えられます。

1級ビル設備管理技能士の受験資格について

1級ビル設備管理技能士の試験を受けるには、学歴や2級ビル設備管理技能士取得後の実務経験に応じた受験資格をクリアしなければなりません。詳細は、以下の通りとなります。

■2級技術士合格後、2年の場合
1)ビル設備管理に関する実務経験のみ・・7年の実務経験が必要
2)ビル設備管理に関する高校卒業・・6年の実務経験が必要
3)ビル設備管理に関する短大、高専、高校専攻科卒業・・5年の実務経験が必要
4)ビル設備管理に関する大学卒業・・4年の実務経験が必要
5)ビル設備管理に関する専修学校、各種学校卒業
・・800時間以上は6年の実務経験が必要
・・3,200時間以上は4年の実務経験が必要
6)ビル設備管理に関する普通職業訓練修了
・・700時間以上は6年の実務経験が必要
・・2,800時間以上は4年の実務経験が必要

■2級技術士合格後、1年の場合
7)ビル設備管理に関する職業訓練指導員免許取得・・1年の実務経験が必要

1級ビル設備管理技能士の応募要項について

■試験日程と申込期間(年1回実施)
試験日程
学科試験:8月下旬ごろ
実技試験:7月上旬~8月下旬ごろ
実技ペーパーテスト:8月下旬ごろ

申込期間
郵送:4月上旬~5月中旬ごろ
持参:4月上旬~5月中旬ごろ(17時)

■受験料
実技:18,700円
学科:3,700円

■合格発表日
10月下旬ごろ

■お問い合わせ
専用お問い合わせフォームは、こちら

1級ビル設備管理技能士の試験内容について

1級ビル設備管理技能士の試験は実技試験と学科試験によって構成され、実技試験はさらに作業試験とペーパーテストによって成り立っています。それぞれの概要は、以下の通りです。

■実技試験
課題は「ビル設備管理作業」です。以下の内容が問われます。なおペーパーテストは学科試験と同じ日に実施されます。

・ビル設備の運転監視並びに運転監視に必要な日常点検及び定期点検に関する計画書の作成
・ビル設備の運転監視
・ビル設備の運転監視に必要な日常点検
・ビル設備の運転監視に必要な定期点検

■学科試験
全50問出題で、問題方式は真偽法(正誤法)および択一法です。

1)ビル設備管理作業
・建築、設備図面
・電気設備の機器の構造、機能およびその関連事項
・空気調和や換気設備の機器の構造、機能及びその関連事項
・給排水設備の機器の構造、機能及びその関連事項

2)ビル設備管理法
・計画書の作成方法
・ビル設備の運転監視方法(ビル設備に異常が発生した場合の危険回避のための処置及び操作方法を含む)
・ビル設備の機器の異常、損傷及び故障の原因及び発見方法
・測定器の使用方法
・ビル設備の運転監視に必要な点検方法
・報告書及び記録書の作成方法

3)関係法規
4)安全衛生
・安全衛生に関する詳細な知識

■免除について
実技、学科のいずれかのみ合格した場合、免除を受けることができます。

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