通訳案内士の資格・試験について

通訳案内士とは、観光庁認定の国家資格です。日本を訪問した外国人観光客を外国語でガイドするのが彼らの役目となっています。多くの有資格者は、通訳案内士の団体や人材派遣会社に登録することで依頼を受けていますが、中には旅行会社に就職する人もいます。キャリアを積めば、フリーで通訳ガイドになることも夢ではありません。

通訳案内士の受験要項について

■受験資格
特に制限はありません。

■試験日程と申込期間
筆記試験:8月下旬ごろ
口述試験:12月中旬ごろ
申込期間:5月中旬~6月下旬ごろ

■受験料(1か国語)
11,700円

■合格発表日
筆記試験:11月中旬ごろ
口述試験:翌2月中旬ごろ

最終合格後都道府県に登録し、旅行会社などと契約が成立することで初めて通訳案内士として働くことができます。

■お問い合わせ
国際観光振興会観光交流部通訳案内士試験係
TEL:03-3216-1903

通訳案内士の試験概要について

それぞれの試験の詳細と合格基準は、以下の通りです。

■筆記試験(外国語)
英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、タイ語からひとつ選びます。出題形式は記述式で、英語のみマークシート形式と記述式との併用になります。合格ラインは100点満点中、おおむね70点以上です。

■日本地理筆記試験
マークシート形式で日本地理に関する地図や写真を使った問題が出題されます。合格ラインは、100点満点中、おおむね60点以上でです。

■日本歴史筆記試験
マークシート形式で日本歴史に関する地図や写真を使った問題が出題されます。合格ラインは、100点満点中、おおむね60点以上でです。

■一般常識筆記試験
マークシート形式で産業、経済、政治、文化に関する一般常識について出題します。合格ラインは、100点満点中、おおむね60点以上でです。

■口述試験
筆記試験合格者のみ受験できます。時間は10分ほどで、通訳案内の現場で必要とされるコミュニケーションを図るための実践的な能力を判定します。合格ラインは、100点満点中、おおむね6割以上です。

通訳案内士の免除制度について

通訳案内士の試験では、いくつかの免除があります。下記の語学試験で定められた級位に合格している、あるいは一定の点数以上を得点している場合は、その後核に関する試験が免除となります

・実用英語技能検定1級
・実用フランス語技能検定試験1級
・ドイツ語技能検定試験11級合格者
・中国語検定試験1級
・TOEIC
(公開テスト840点以上、SWテストのスピーキングテスト150点以上、あるいはライティングテスト160点以上)
・HSK6級180点以上で中国語免除
・「ハングル」能力検定試験1級合格で韓国語免除
・TOPIK6級合格で韓国語免除

日本地理免除の対象は、以下の通りです。

・地理能力検定日本地理1級
・地理能力検定日本地理2級
・総合旅行業務取扱管理者
・国内旅行業務取扱管理者
・一般旅行業務取扱主任者
・一般旅行業務取扱主任者認定証保有者
・国内旅行業務取扱主任者認定証保有者

日本歴史免除対象は、以下の通りです。

・歴史能力検定日本史1級
・歴史能力検定日本史2級
・大学入試センター試験「日本史B」60点以上

一般常識の免除対象は、以下の通りです。

・大学入試センター試験「現代社会」80点以上

そのほかの免除対象や免除申請に関する詳細は、「通訳案内士試験 免除申請早見表」をご確認ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です