貴金属装身具製作技能士について

貴金属装身具製作技能士とは、厚生労働省の国家資格です。金や銀、プラチナなどを材料としたネックレスや指輪などのアクセサリーを手作りするスペシャリストとなります。
主な活躍の場は宝飾店や工場です。中には百貨店などの宝飾売り場と契約して活躍する人もいます。アクセサリーを作るだけでなく、指輪のサイズ直しや宝石のリフォームも貴金属装身具製作技能士の仕事です。
中にはこうした経験を積んだのち、独立開業する人もいます。

職人技が必要とされる資格なので、受験資格を取得するまでに時間がかかるのが特徴です。
受験資格を得るまでの間に、いかに石の特性を学び、金属の加工法や工具・機械の使い方について技能を身につけるかが重要となります。

貴金属装身具製作技能士の受験資格について

貴金属装身具製作技能士の国家試験には、1級~3級の等級が設けられています。
受験資格は等級によって異なります。詳細は、以下の通りです。

■1級の受験資格
下記いずれかに該当すること。

・実務経験のみで7年以上
・専修学校で関連する学科を3,200時間以上履修した場合は、実務経験4年以上
・1,600時間以上履修の場合は、実務経験5年以上
・800時間以上履修の場合は、実務経験6年以上
・2級の資格を取得してから実務経験が2年以上

■2級の受験資格
下記いずれかに該当すること。

・実務経験のみで2年以上
・専修学校で関連する学科を修了した者
・3級の資格を取得している者

■3級の受験資格
下記いずれかに該当すること。

・実務経験が少しでもある者
・検定職種に関する学科に在籍している学生
・職業訓練を受けている者

貴金属装身具製作技能士の受験要項について

貴金属装身具製作技能士国家試験の試験日程をはじめとした詳細は、以下の通りです。

■試験時期

1級・2級:6月中旬~9月中旬ごろ
3級:12月上旬~翌2月中旬ごろ

■受験料
下記の金額を標準額として、各都道府県ごとに定められます。

学科試験:3,100円
実技試験:16,500円

■問い合わせ
中央職業能力開発協会
東京都新宿区西新宿7-5-25
西新宿木村屋ビルディング

TEL:03-6758-2859

貴金属装身具製作技能士の試験内容と合格率について

貴金属装身具製作技能士の試験は、学科試験と実技試験によって構成されています。
それぞれの試験内容は、以下の通りです。

■学科試験
・貴金属装身具製作法
・材料
・デザインおよび製図
・電気およびガス
・安全衛生

■実技試験
・貴金属装身具の細工と仕上げ、石どめ

※なお実技試験は1級と2級のみとなります

2012年度の各級の合格率は、以下の通りです。

1級:47%
2級:33.8%
3級:54.7%

貴金属装身具製作技能士の仕事は細かな作業なので、資格を取得するには手先の器用さと集中力が求められます。
また仕事として成功させるためには、お客さんの心をつかむ美的センスも必要です。
流行に注目しながらも常に新しい発想や感覚を磨くことが大切になります。

さらに独立することを視野に入れた場合は、お客さんとの渉外なども行える経営手腕も問われるでしょう。

そのほか試験や資格に関する詳細は、中央職業能力開発協会(JAVADA)のホームページご確認ください。
参考URL:http://www.javada.or.jp/jigyou/gino/giken.html

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