言語聴覚士の資格・国家試験

言語聴覚士とは、生まれつき話すことや聴くことに不自由がある人に対して、音声機能や言語能力、聴覚能力を回復させるリハビリテーションを行うスペシャリストです。病院やリハビリテーションセンター、聴覚言語障害者更正施設などで医師や理学療法士、作業療法士らと力を合わせて患者の治療を行うのが主な仕事となっています。常に需要が安定している資格なので、今後も必要とされるでしょう。

言語聴覚士は国家資格なので、資格を取得するには受験資格を満たして国家試験を受験し、試験に合格する必要があります。

言語聴覚士国家試験の受験資格について

言語聴覚士国家試験を受験するには、下記いずれかの項目に該当しなければなりません。

【1】
大学に入学することができる者、あるいはその者に準ずるものとして文部科学大臣が指定した学校・都道府県知事が指定した言語聴覚士養成所で3年以上必要な知識・技能を修得した者(受験年3月指定日までに修業・卒業する見込みの者を含む)

【2】
大学、高等専門学校、養成所などで2年(高等専門学校は5年)以上修業し、厚生労働大臣の指定する科目を修めた者で、文部科学大臣が指定した学校や都道府県知事が指定した言語聴覚士養成所において、1年以上必要な知識及び技能を修得した者(受験年3月指定日までに修業・卒業する見込みの者を含む)

※厚生労働大臣の指定する科目は次の通り
・人文科学のうち2科目・社会科学のうち2科目
・自然科学のうち2科目(統計学を含む)
・外国語・保健体育
・基礎医学(医学総論、解剖学、生理学及び病理学を含む)、臨床医学(内科学、小児科学、精神医学、リハビリテーション医学、耳鼻咽喉いんこう科学、臨床神経学及び形成外科学含む)、臨床歯科医学(口腔こうくう外科学含む)、音声・言語・聴覚医学(神経系の構造、機能及び病態含む)、臨床心理学、生涯発達心理学、学習・認知心理学(心理測定法含む)、言語学、音声学、言語発達学、音響学(聴覚心理学含む)、社会福祉・教育(社会保障制度、リハビリテーション概論及び関係法規を含む。)、言語聴覚障害学総論(言語聴覚障害診断学含む)、失語・高次脳機能障害学、言語発達障害学(脳性麻痺まひ及び学習障害含む)、発声発語・嚥えん下障害学(音声障害、構音障害及び吃音きつおん含む)及び聴覚障害学(小児聴覚障害、成人聴覚障害、聴力検査並びに補聴器及び人工内耳含む)のうち8科目

【3】
大学若、高等専門学校などで1年(高等専門学校は4年)以上修業し、かつ厚生労働大臣の指定する科目を修めた者で、文部科学大臣が指定した学校や都道府県知事が指定した言語聴覚士養成所において、2年以上必要な知識・技能を修得した者(受験年3月指定日までに修業・卒業する見込みの者を含む)

※厚生労働大臣の指定する科目は次の通り
・人文科学のうち2科目・社会科学のうち2科目
・自然科学のうち2科目(統計学を含む)
・外国語・保健体育
・基礎医学(医学総論、解剖学、生理学及び病理学含む)、臨床医学(内科学、小児科学、精神医学、リハビリテーション医学、耳鼻咽喉いんこう科学、臨床神経学及び形成外科学含む)、臨床歯科医学(口腔こうくう外科学含む)、音声・言語・聴覚医学(神経系の構造、機能及び病態含む)、臨床心理学、生涯発達心理学、学習・認知心理学(心理測定法含む)、言語学、音声学、言語発達学、音響学(聴覚心理学含む)及び社会福祉・教育(社会保障制度、リハビリテーション概論及び関係法規を含む。)のうち4科目

【4】
短期大学を除く大学において厚生労働大臣の指定する科目を修めて卒業した者や、その者に準ずるものとして規則第16条に定める者(受験年3月指定日までに修業・卒業する見込みの者を含む)

※厚生労働大臣の指定する科目は次の通り
・基礎医学(医学総論、解剖学、生理学及び病理学含む)
・臨床医学(内科学、小児科学、精神医学、リハビリテーション医学、耳鼻咽喉科学、臨床神経学及び形成外科学含む)
・臨床歯科医学(口腔こうくう外科学含む)
・音声、言語、聴覚医学(神経系の構造、機能及び病態含む)
・臨床心理学
・生涯発達心理学
・学習、認知心理学(心理測定法含む)
・言語学
・音声学
・言語発達学
・音響学(聴覚心理学含む)
・社会福祉、教育(社会保障制度、リハビリテーション概論及び関係法規含む)
・言語聴覚障害学総論(言語聴覚障害診断学含む)
・失語、高次脳機能障害学
・言語発達障害学(脳性麻痺まひ及び学習障害含む)
・発声発語、嚥えん下障害学(音声障害、構音障害及び吃音きつおん含む)
・聴覚障害学(小児聴覚障害、成人聴覚障害、聴力検査並びに補聴器及び人工内耳含む)
・臨床実習

【5】
短期大学を除く大学やその者に準ずるものとして規則第17条に定める者で、文部科学大臣が指定した学校や都道府県知事が指定した言語聴覚士養成所において2年以上必要な知識・技能を修得した者(受験年3月指定日までに修業・卒業する見込みの者を含む)

【6】
外国の法第2条に規定する業務に関する学校、もしくは養成所を卒業し、または外国で言語聴覚士に係る厚生労働大臣の免許に相当する免許を受けた者で、厚生労働大臣が【1】~【5】と同等以上の知識及び技能を有すると認定した者

【7】
言語聴覚士として必要な知識・技能を修得させる学校または養成所であって、法附則第2条の規定により文部大臣又は厚生大臣が指定したものにおいて、法施行の際(平成10年9月1日)現に言語聴覚士として必要な知識・技能の修得を終えている者、または法施行の際現に言語聴覚士として必要な知識及び技能を修得中であり、その修得を法施行後に終えた者(受験年3月指定日までに修業・卒業する見込みの者を含む)

言語聴覚士国家試験の受験要項について

言語聴覚士国家試験の試験日程や受験料といった詳細は、以下の通りです。

■試験日程と申込期間(年1回実施)
試験日程:2月中旬ごろ
申込期間:11月下旬~12上旬ごろ

■受験料
34,000円

■合格発表日
3月下旬ごろ

■お問い合わせ
公益財団法人医療研修推進財団
TEL:03-3501-6515

言語聴覚士国家試験の試験科目について

試験科目は、以下の通りです。

・基礎医学
・臨床医学
・臨床歯科医学
・音声、言語、聴覚医学
・心理学
・音声、言語学
・社会福祉、教育
・言語聴覚障害学総論
・失語、高次脳機能障害学
・言語発達障害学
・発声発語、嚥えん下障害学および聴覚障害学

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