裁判所職員採用総合職試験(家庭裁判所調査官補,院卒者区分)の資格・試験について

裁判所職員採用総合職試験(家庭裁判所調査官補,院卒者区分)とは、人事院が実施している国家公務員採用試験とは別に行われる独立した採用試験です。ただし給与は人事院の実施する国家公務員採用試験の採用者に準じます。この試験に合格した者は、国家公務員特別職となります。総合職の採用試験において重視されるのは、政策の企画立案に携わるための高い能力を有するかどうかです。院卒者区分と大卒者区分の違いとしては、院卒者区分は基礎能力試験の出題数(一部)が少なく試験時間が短い点や、専門試験(記述式)の出題数が多い点があります。

裁判所職員採用総合職試験(家庭裁判所調査官補,院卒者区分)の受験資格について

裁判所職員採用総合職試験(家庭裁判所調査官補,院卒者区分)の受験資格は以下の通りです。

①:受験年4月1日の時点で30歳未満で次に掲げる者
a)大学院の修士課程又は専門職大学院の課程を修了した者。および試験翌年度3月までに大学院の修士課程又は専門職大学院の課程を修了する見込みの者。
b)最高裁がa)に掲げる者と同等の資格があると認める者
→詳細はこちらをご確認ください(PDF)

また下記に該当する者は、試験を受けることができません。

1)日本国籍を有しない者
2)国家公務員法第38条の規定に該当する者

・成年被後見人や被保佐人(準禁治産者を含む)
・禁錮以上の刑に処せられ,その執行を終わるまで又は執行を受けることがなくなるまでの者
・懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない者
・日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者

裁判所職員採用総合職試験(家庭裁判所調査官補,院卒者区分)の応募要項について

■申込期間
インターネット:4月上旬ごろ
郵送:4月上旬の2~3日間

■申込の注意
・インターネットと郵送の両方から申し込んでしまうと、受験申請を受け付けられない可能性があります。
・インターネット申し込みは「裁判所職員採用試験」で検索してアクセスしてください。
・原則として申し込みはインターネットで行ってください。
・インターネット申し込みができない場合に郵送をご利用ください。

■試験日程
各試験には試験開始時刻だけでなく、着席時刻が指定されています。必ず着席時刻までに受付・着席を済ませ試験前の注意事項説明を聞くようにしてください。

1次試験:6月上旬ごろ
2次試験(筆記):6月下旬ごろ
2次試験(人物):6月下旬~7月上旬ごろ(受験票で指定された日に実施します)

■合格発表日
1次試験:6月中~下旬ごろ
最終合格者発表:7月下旬ごろ

※合格者には合格通知書を送付されます。発表日から2日経っても届かない場合は、1次試験の郵送による申込先となっている裁判所までご確認ください。

裁判所職員採用総合職試験(家庭裁判所調査官補,院卒者区分)の試験内容について

■1次試験(基礎能力試験・多肢選択式)
出題数:30題
試験時間:2時間25分
試験概要:知能分野、知識分野

■1次試験(専門試験・記述式)
出題数:3題
試験時間:1時間30分
試験概要:家庭裁判所調査官補に必要な専門知識
試験科目:下記の全15科目から3科目を選択
・心理学概論
・臨床心理学
・社会心理学
・社会学概論
・現代社会論
・社会調査法
・社会福祉学概論
・社会福祉援助技術
・地域福祉論
・教育学概論
・教育心理学
・教育社会学
・憲法
・民法
・刑法

■2次試験(専門試験・記述式)
出題数:2題
試験時間:2時間
試験概要:家庭裁判所調査官補に必要な専門的知識を問います
試験科目:下記の全13科目から2科目を選択
・臨床心理学
・発達心理学
・社会心理学
・家族社会学
・社会病理学
・社会福祉援助技術
・児童福祉論
・高齢者福祉論
・教育方法学
・教育心理学
・教育社会学
・民放
・刑法

※児童福祉論と高齢者福祉論の同時選択は不可
※民法のみ2題又は刑法のみ2題の選択は不可

■2次試験(政策論文試験・記述式)
出題数:1題
試験時間:1時間30分
試験概要:組織運営に関する課題の理解、解決につながる企画立案能力など

■2次試験(人物試験)
集団討論および個人面接を行い、人柄、資質、能力などを判定します。

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