行政書士の資格試験について

行政書士とは、行政書士法に基づいて業務を行う国家資格。
「町の法律家」とも呼ばれ、顧客(個人・企業)に代わって官公署に提出する書類などを作成します。例えば、会社の設立や相続関連、特許の申請などです。

多くの場合は10.000種類以上ある法律書類から、2~3の専門分野を作り、業務を行います。
時代のニーズを読み取り、どの分野を専門にするかを選ぶことで独立開業も可能な人気資格です。

行政書士の資格試験の概要について

行政書士の資格試験の申し込みは、インターネットで行うほか、願書を郵送で取り寄せることで行うことができます。
主な試験の概要は、以下の通りです。

■受験資格
受験資格に制限はありません。

■申込期限と試験日程
インターネット・郵送ともに申し込みは、8月上旬~9月上旬ごろとなっています。
郵送による申し込みの場合は、専用の封筒を使い簡易書留郵便で送付してください。
申込期限日の消印があるものまでが有効です。

インターネットによる申し込みの場合は、申込受付の最終日に時間制限がありますので、事前に確認しておきましょう。また、顔写真の画像データ(高さ4:幅3の割合のもの)を用意する必要があります。

■受験料
7.000円。

郵送による申し込みの場合は、提出書類と同封されている振込用紙で払います。
申込期限を過ぎてからの入金は無効となりますので、注意してください。

インターネットの場合は、クレジットカードやコンビニエンスストアでの支払いができます。
ただしクレジットカードは本人名義のものしか使えないので、注意しましょう。

■合格発表日
合格発表は翌年の1月下旬ごろに行われます。

午前9時ごろから、一般財団法人「行政書士試験研究センター」の公式サイトや同事務所の掲示板にて合格者の受験番号が公示されます。
公示された後、受験者には合否通知書が郵送されます。

■問い合わせ
一般財団法人行政書士試験研究センター
TEL:03-3263-7700

行政書士の資格試験の科目・合格率について

行政書士の資格試験は、択一式や記述式によって行われます。全60問による構成です。
試験科目は大きく分けて「業務に関する法令」と「業務に関する一般知識」のふたつになります。

■試験科目

1)業務に関する法令(択一式:43問、記述式:3問/計46題)

・憲法
・行政法
・民法
・商法
・基礎法学

2)業務に関する一般知識(択一式:14題)

・政治、経済、社会
・情報通信、個人情報保護
・文章理解

■合格率と難易度

行政書士の資格試験は、下記の3つの条件をすべて満たすことが合格条件となります。

①行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が、244点満点中、122点以上。
②行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が、56点満点中、24点以上。
③試験全体の得点が、180点以上。

近年の合格率は13.1%。国家資格としては、やや難易度が高い試験といえます。
年代別の合格者の割合で最も多いのは30代。最年少は15歳、最高齢は82歳となっています。

行政書士の資格試験の勉強時間や勉強方法について

行政書士の資格試験の勉強時間は、受験前に基礎知識があるかどうかで大きく差があります。
法律に関する基礎知識がある人は、最短で300時間程度、一から勉強する必要がある人の場合は最長で1.000時間ほどかかるとされています。
いずれにしても、長期戦でコツコツと知識を積み重ねることが大切です。

勉強方法は、過去問題のテキストを使用した独学や通信講座、民間の専門学校への通学などさまざま。
通信講座では独学では1.000時間かかる勉強を、効率的なカリキュラムでおよそ半分の勉強時間で資格取得が可能とされてます。
また、民間の専門学校では事前の基礎知識に合わせたクラスで自分に合ったカリキュラムを受けることが可能です。

高い専門知識を求められるので、途中で分からない問題が出てくる可能性があります。
そのため、こうしたカリキュラムを活用して講師に指導を受けることも有効といえるでしょう。

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