臭気判定士の試験・資格について

臭気判定士とは、人の嗅覚を使った測定方法による測定を管理・統括する責任者に必要な臭気分野初の国家資格です。臭気判定士には、臭気の濃さの正しい測定や評価により、環境保全に貢献することが期待されています。

臭気判定士の主な就職先は、化学・医薬品業やISO14001に力を入れている企業・団体、環境等の分析業、機械・プラント業など幅広いです。ニーズが高い資格なので、就職や転職の際が有利になります。業務では臭いの測定に関する全般的なものが任され、嗅覚測定法におけるパネルの選定や試料の採取、試験の実施と結果報告などを行います。

臭気判定士試験の応募要項について

■受験資格
18歳以上であれば、どなたでも受験できます。

■試験日程と申込期間(年1回実施)
試験日程:11月中旬~12月上旬ごろ
申込期間:7月上旬~9月上旬ごろ

■申し込み方法
受験申請をダウンロードするか、実施先へ送付申請します。
ダウンロードは、こちらから。

実施先から取り寄せる場合は、返送先を記入した返信用封筒 (角型2号240mm×332mm)に1部につき140円分の切手を貼り申し込んでください。

■受験料(税抜)
臭気判定士試験:18,000円
嗅覚検査:9,000円

■合格発表日
12月上旬~中旬ごろ

■受験地
臭気判定士試験:東京、大阪、名古屋
嗅覚検査:全国の検査機関

■お問い合わせ
公益社団法人におい・かおり環境協会 試験センター
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-14-2新陽ビル1106号
TEL:03-6233-9011

臭気判定士試験の試験概要について

臭気判定士試験の筆記試験は全5科目によって構成されています。

1)嗅覚概論
参考図書:嗅覚概論-臭気の評価の基礎- 2014年6月 新訂版 発行
2)悪臭防止行政
参考図書:ハンドブック悪臭防止法 2012年7月25日 六訂版 発行
3)悪臭測定概論
参考図書:臭気の嗅覚測定法-4訂- 2015年5月1日 第4版発行
4)分析統計概論
参考図書:(初心者のための統計学 2009年2月19日 第2版第2刷 発行
5)臭気指数測定実務
参考図書:嗅覚測定法マニュアル 2012年6月20日 第6版 発行

このほか参考資料(PDF形式)もご確認ください。
参考資料:臭気発生源及び悪臭防止対策に関する事項
参考資料:環境省 悪臭防止法施行状況調査
参考資料:精度管理に用いる用語等に関する事項

上記筆記試験のほかに嗅覚検査があります。嗅覚検査では1~5までの番号のついた紙から基準臭の付いた2つの匂い紙を嗅ぎ当てます。

■合格基準について
受験年度ごとの合格基準は、12月上旬~中旬ごろに発表されます。

■合格率について
以前は30%台半ば~40%台半ばを推移していた合格率ですが、近年は20あーセント台前半あたりを推移しています。比較的難易度はやさしいとされている試験ですが、こうした傾向から難易度が上がっている可能性があります。

臭気判定士の資格更新について

臭気判定士の資格には、5年間の有効期間が設けられています。臭気判定士免状を更新する際は、有効期限の6か月前から実施される嗅覚検査を受けなければなりません。なお、期限内に更新を行わなかった場合は資格は失効となります。

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