給与計算実務能力検定について

給与計算実務能力検定とは、厚生労働省認可の財団法人職業技能振興会によって実施される公的資格の試験です。
この試験で資格を取得すると、給与計算業務における確かな知識・遂行能力が認められます。
どんな企業や団体でも不可欠である給与計算。その業務においては社会保険の仕組みや労働法令、所得税・住民税等の税法等といった幅広い知識が必要です。

給与計算実務能力検定の試験要項について

給与計算実務能力検定には1級・2級の等級が設けられています。
いずれの場合も受験資格に制限はありません。
1級の試験は年1回、2級は年2回ほど実施されます。詳細は以下の通りです。

■申込期限と試験日程

[1級] 申込期限:9月中旬ごろ
試験日程:10月下旬ごろ

[2級] 申込期限:1月中旬~2月下旬、8月上旬~10月下旬ごろ
試験日程:3月下旬、11月下旬ごろ

■受験料(税込)
1級:10,000円
2級:8,000円

■合格発表日
試験日から約6週間以内。
財団法人職業技能振興会より合否通知が郵送されます。

■問い合わせ
財団法人職業技能振興会
TEL:03-3353-9181
E-mail:office@fos.or.jp

※営業時間は10:00~18:00。土曜・日曜・祝祭日は休み。

給与計算実務能力検定の試験内容について

1級・2級それぞれの試験科目や出題形式、合格基準は以下の通りです。

■1級

[試験科目] ①給与計算に関連する、労働基準法や労働契約法などの労務コンプライアンスに関する知識
②賃金、労働時間等に関する法令の基本と応用
③給与計算に付随する各種手続きの基本と応用
④社会保険関係の重要な手続き
⑤実例に基づく応用的な給与計算の計算問題
⑥年末調整についての知識
⑦実例に基づく年末調整の計算問題

一般財団法人 実務能力開発支援協会のホームページからは、試験のサンプル資料を見ることができます。
「給与計算実務能力検定1級試験資料集(サンプル)」※PDF形式

[出題形式] 四肢択一、マークシート方式
[出題数] 知識問題30問
計算問題10問
[配点] 知識問題1問2点(計60点)、計算問題1問4点(計40点)

[合格基準] 出題問題のうち、7割以上の得点獲得。
なおかつ、計算問題を6割以上正解していること。

■2級

[試験科目] ①給与計算の基本的な仕組みの理解
②給与計算に関連する、労働基準法や労働契約法などの労務コンプライアンスに関する知識
③給与計算に付随する各種手続きの基本
④社会保険関係の基本的な給付
⑤給与計算に最低限必要な割増賃金などの計算方法
⑥実例に基づく基本的な給与計算の計算問題

一般財団法人 実務能力開発支援協会のホームページからは、試験のサンプル資料を見ることができます。
「給与計算実務能力検定2級試験資料集(サンプル)」※PDF形式

[出題形式] 四肢択一、マークシート方式
[出題数] 知識問題35問
計算問題5問
[配点] 知識問題1問2点(計70点)、計算問題1問6点(計30点)

[合格基準] 出題問題のうち、7割以上の得点獲得。

給与計算実務能力検定の難易度について

給与計算実務能力検定の合格率は1級・2級ともに、60%台後半~70%前後を推移しています。
資格試験としての難易度は、比較的易しいレベルです。

試験対策には公式検定テキストのほか、公式試験対策講座DVDが販売されています。
このほか民間の専門学校からも講座DVDも販売されており、おおむね40~60時間程度の試験勉強で合格できるとされています。

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