組込みソフトウェア技術者試験(ETEC)について

組込みソフトウェア技術者試験とは、情報家電系や携帯電話などのソフトウェアの開発・評価業務を行うシステムエンジニアには欠かせない資格です。
ETEC(Embedded Technology Engineer Certification)とも呼ばれています。2006年に一般社団法人組込みシステム技術協会(JASA)によって始められた比較的新しい公的資格です。

組込みソフトウェア技術者の平均年齢は35歳ごろといわれ、比較的若い世代が多い職業と考えられます。多くの国内メーカーは、組込みソフトウェア技術者の業務をソフトウェア企業に依頼しているのが現状で、企業内でいかに技術者が少ないかということが伺えます。
こうした点からも、今後もニーズが高まる資格といえるでしょう。

組込みソフトウェア技術者試験(ETEC)の概要について

組込みソフトウェア技術者試験(ETEC)には、クラス1(ミドルレベル)とクラス2(エントリレベル)のふたつの等級があります。
受験資格や試験内容は等級によって異なりますが、試験形式はCTB方式で共通しているので、随時受験することが可能です。

■受験資格
クラス1:ETEC組込みソフトウェア技術者試験クラス2で「500点」以上のスコアを取得している。
クラス2:受験資格に制限はありません。

■申込期限と試験日程
コンピュータ環境で行う試験方式のため、随時募集しています。
受験を申し込むには、ETECアカウントを作成する必要があります。

■受験料
・クラス1→21.600円
・クラス2→16.200円

支払い方法は、クレジットカードや振り込みのほか、ピアソンVUE社が販売する受験チケット「バウチャー」による支払いも可能です
バウチャーの使用期限は1年間。1試験のみに有効となっています。クラス2の場合はチケット複数枚の購入で割引を受けることも可能です。

■合格発表日
合否判定は行われません。
出題された各分野の正答率を元に、3つのグレードで評価します。

■問い合わせ
ETEC運営事務局ホームページ

組込みソフトウェア技術者試験(ETEC)の試験内容について

各等級の試験構成は下記の通りです。

■クラス1(試験時間:120分)
・仕様、設計の分析に関する問題(分析力)→15問
・仕様・設計並びに管理の表現、理解に関する問題(理解、表現)→15問
・上記の知識を問う問題→60問

■クラス2(試験時間:90分、全120問です)
・技術要素(プロセッサ、基本ソフトウェア、支援機能)
・開発技術(ソフトウェア詳細設計、ソフトウェアコード作成とテスト、クロス開発技術、ソフトウェア結合)
・管理技術(品質マネジメント、構成管理・変更管理)

組込みソフトウェア技術者試験(ETEC)の難易度・勉強方法について

組込みソフトウェア技術者試験(ETEC)の難易度は、ほかの資格試験と比べても標準的です。
クラス2試験で組込みソフトウェア技術者のエントリレベルに相当するとされています。

組込みソフトウェア技術者試験の対策テキストや、漫画で解説されたテキストなど、書籍が充実しているので独学でも可能でしょう。
このほかETECの出題範囲に準拠した研修が行われる場合もありますので、ETEC運営事務局のホームページをこまめにチェックするようにしましょう。

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