管理印刷営業士の資格と認定試験について

管理印刷営業士とは、厚生労働大臣が認定する印刷営業技能審査制度による全日本印刷工業組合連合会が実施する公的資格のひとつです。
同実施先による公的資格、「印刷営業士」のステップアップの資格として位置付けられています。印刷技術の高度化に伴い、印刷業界で働く営業員にも最新の知識や技能が求められる昨今、需要が高まっている資格です。

管理印刷営業士の認定試験では、管理印刷営業に関する管理的知識および技能について通常有しなければならない能力を問います。そして合格者には、厚生労働大臣認定の「管理印刷営業士」の称号が与えられます。平成25年度末の時点ですでに、786名の管理印刷営業士が誕生しています。印刷業界でキャリアを積む上での登竜門的存在ともいえるでしょう。

管理印刷営業士認定試験の応募要項について

印刷営業士認定試験は、「管理知識試験」と「管理技能試験」によって構成されています。受験料もそれぞれに支払う必要があります。試験の詳細は以下の通りです。

■受験資格
①:印刷営業士資格取得後の実務経験が5年以上である者
②:全日本印刷工業組合連合会の会長によって①と同等と認めた者

■申込期間と試験日程
申込期間や試験日程は受験する都道府県によって異なりますが、多くの場合が1年に1回以上、実施されます。
詳しい日程に関しては、実施先までお問い合わせください。

なお試験会場は会社が所属する各都道府県印刷工業組合とされています。
こちらも詳細は、実施先への確認が必要です。

■受験料(税込み)
管理知識試験:11,880円
管理技能試験:10,800円

■合格発表日
実施先への確認が必要です。

■問い合わせ
全日本印刷工業組合連合会
TEL:03-3552-4571
ホームページ:http://www.aj-pia.or.jp/index.html

専用のお問い合わせフォームはこちら。
http://www.aj-pia.or.jp/mail.html

管理印刷営業士認定試験の試験内容について

管理印刷営業士認定試験の詳細は以下の通りです。

■管理知識試験
試験時間:1時間
以下の内容について問います。
・印刷業界の現状と将来
・新技術の動向と課題
・経営方針及び経営計画
・売上、利益計画と実績管理
・営業組織
・管理業務と原則
・マーケティング
・部下の指導管理
・見積もり計算の点検および管理

■管理技術試験
試験時間:1時間
試験内容:積算見積もりチェック

管理印刷営業士認定試験の難易度・試験対策について

印刷営業士認定試験の合格基準は非公開です。近年の合格率は、おおむね60%とされています。
すでに多くの実務経験を積んでいる営業士が受験者なので、難易度はそれほど高くはないといえるでしょう。

過去問による独学の試験対策でも合格を狙うことはできますが、この認定試験に関連した講座、「管理印刷営業講座」を受講することも有効です。管理印刷営業講座とは技術協会講師業界役員が講師を務める講座で、印刷業界における営業管理に必要な組織と管理や営業の基礎計画や営業戦略の立て方、見積計算の点検管理といった営業管理に必要な幅広い知識を学習することができます。

印刷営業士の資格取得者や事業主の推薦と理事長が承認した者であれば受講が可能で、主に印刷上級営業員や中堅管理者を対象に実施しています。なお受講日数は5日間、合計した受講時間は30時間、受講料は39,960円です。受講が終わったら、実施先より修了証が交付されます。
試験対策としてだけではなく、今後の業務の効率化にも役立つことでしょう。

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