第1種放射線取扱主任者について

放射線取扱主任者とは、放射性同位元素や放射線発生装置を取扱う際に、放射線障害の防止をつとめる監督者に必要な国家資格です。なお、放射線取扱主任者には取り扱い区分によって第1種、第2種と第3種の3つの資格があります。

第3種は講習によって資格取得できるのに対し、第1種と第2種は試験に合格し、所定の講習を受講しなければ資格を取得できません。中でも第1種は最も取得の難易度が高いとされています。

放射線取扱主任者の主な就職先は、放射線同位元素や放射線発生装置を扱う事業所や廃棄事業所、病院や研究機関などです。必置資格なのでニーズは高く、就職や転職の際には有利になるでしょう。なお業務では、放射線設備の管理や修理といったメンテナンス業、新製品の開発などを行います。

第2種放射線取扱主任者の応募要項について

■受講資格
試験を受けるための受験資格に制限はありません。
ただし講習を受講するには、第1種放射線取扱主任者試験に合格している必要があります。

■開催日程
試験は8月下旬ごろ2日間にわたって実施されます。
申込期間は5月中旬~6月中旬ごろです。
講習の日程については、実施先へお問い合わせください。

■受験料(税込)
試験:14,300円
講習:164,500円

■開催地
試験:札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福
講習:東京、茨城、大阪

■資格更新について
事業所などで放射線取扱主任者として選任されている場合は、定期的に講習を受講し、資格更新を行う必要があります。それ以外のケースでは特に更新の必要がありません。

■お問い合わせ
※試験についてはこちら※
公益財団法人原子力安全技術センター主任者試験グループ
TEL:03-3814-7480
公益財団法人原子力安全技術センター西資本事務所
TEL:06-6450-3320

※講習についてはこちら※
公益財団法人 原子力安全技術センター
TEL:03-3814-7100
公益社団法人 日本アイソトープ協会
TEL:03-5395-8083
原子力研究開発機構原子力研修センター
TEL:029-282-5667
一般財団法人電子科学研究所
TEL:06-6262-2410

第1種放射線取扱主任者の試験内容について

第1種放射線取扱主任者の主任者試験は、全課目択一式のマークシート方式で出題されます。日程ごとの出題範囲は以下の通りです。

■1日目
1)物理学、化学及び生物学のうち放射線に関する課目
出題数:6問
試験時間:105分
2)物理学のうち放射線に関する課目
出題数:30問
試験時間:75分
3)化学のうち放射線に関する課目
出題数:30問
試験時間:75分
■2日目
1)放射性同位元素及び放射線発生装置による放射線障害の防止に関する管理技術並びに放射線の測定技術に関する課目
出題数:6問
試験時間:105分
2)生物学のうち放射線に関する課目
出題数:30問
試験時間:75分
3)放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律に関する課目
出題数:30問
試験時間:75分

第2種放射線取扱主任者講習の講習内容について

第3種放射線取扱主任者講習は5日間にわたって実施されます。日程ごとの受講内容と所要時間は以下の通りです。

■1日目
1)放射線安全管理の基本
所要時間:3時間30分
2)異常時の措置と対策
所要時間:1時間
3)非密封放射性物質の安全取扱法
所要時間:1時間30分
4)汚染除去法と放射性廃棄物の処理
所要時間:30分
■2日目
1)放射線防護に関する量と単位
所要時間:1時間
2)密封小線源の安全取扱
所要時間:1時間30分
3)モニター等の構成と線量測定
所要時間:3時間30分
■3日目
1)放射性物質濃度の測定
所要時間:6時間
■4日目
1)放射性物質濃度の測定
所要時間:3時間
2) 表面汚染密度の測定及び汚染除去
所要時間:3時間
■5日目
1)放射線の安全管理
所要時間:3時間
2)装備機器・発生装置の安全管理
所要時間:3時間

なお、講習最終日には修了試験があります。ただし、この試験は講習の全科目を受講し、なおかつ実習レポートが受理された場合しか受けることはできません。試験時間は60分となります。

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