競技別指導者資格(指導員)について

競技別指導者資格(指導員)とは、公的資格である「スポーツ指導者」に属する資格のひとつです。地域や商業のスポーツ施設や学校、競技別の専門的な運動施設などで専門的な指導を行っている人や、指導者を志している人に適した資格となっています。

なお競技別指導者資格は指導する対象者や求められる知識によっていくつかの資格に分かれています。

・指導員
・コーチ
・教師
・上級指導員
・上級コーチ
・上級教師

ここでは「指導員」について解説していきます。

競技別指導者資格(指導員)の講座について

■受講資格
受講する年の4月1日の時点で満18歳以上であること(競技によっては満20歳以上になります)
そのほかの受講資格に関しては、それぞれの中央競技団体の規定に従います。

■受講期間
6月~翌年3月

■申込期間
5月上旬~6月下旬ごろ

■カリキュラムの種類と時間
共通科目:学校法人日本放送協会学園(NHK学園)の通信講座。35時間(約3か月)が目安。
専門科目:都道府県体育協会や都道府県競技団体、中央競技団体が実施。土日中心の集合講習と自宅学習。40時間以上。

■受験料(税込)
共通科目:19,800円(教材費含む)
専門科目:15,120円(別途費用かかる場合あり)

■合格基準
共通科目:課題を3回提出。満点中6割以上で合格となります
専門科目:筆記試験やレポート課題、技能検定による総合判定

■問い合わせ
都道府県体育協会、都道府県競技団体、中央競技団体

競技別指導者資格(指導員)の養成実施競技について

競技別指導者資格(指導員)の養成実施協議は以下の通りです。
ただし、実施年度によっては実施されない競技もありますので年度ごとに必ずご確認ください。

陸上競技、水泳、サッカー、スキー、テニス、ボート、ホッケー、バレーボール
体操、バスケットボール、スケート、レスリング、セーリング、ウエイトリフティング

ハンドボール、自転車競技、ソフトテニス、卓球、軟式野球、相撲、馬術、柔道
ソフトボール、フェンシング、バドミントン、弓道、ライフル射撃、剣道、ラグビーフットボール

山岳、カヌー、アーチェリー、空手道、アイスホッケー、銃剣道、クレー射撃
なぎなた、ボウリング、綱引、ゲートボール、ゴルフ、カーリング、パワーリフティング

グラウンド・ゴルフ、トライアスロン、バウンドテニス、エアロビック、スクーバ・ダイビング
ローラースケート、ダンススポーツ、アメリカンフットボール、ドッジボール

カリキュラムの内容について

競技別指導者資格(指導員)で実施される共通科目は「共通科目Ⅰ」です。内容は、以下の通りとなります。
専門科目の内容については、実施する団体や競技などによって異なります。

■文化としてのスポーツ
・スポーツの概念と歴史
・文化としてのスポーツ

■指導者の役割Ⅰ

・スポーツ指導者とは
・スポーツ指導者の倫理
・指導者の心構え・視点
・世界の舞台をめざすアスリートの発掘・育成の重要性と指導者の役割

■トレーニング論Ⅰ

・体力とは
・トレーニングの進め方
・トレーニングの種類

■スポーツ指導者に必要な医学的知識Ⅰ
・スポーツと健康
・スポーツ活動中に多いケガや病気
・救急処置

■スポーツと栄養

■指導計画と安全管理
・指導計画の立て方
・スポーツ活動と安全管理

■ジュニア期のスポーツ
・発育発達期の身体的特徴、心理的特徴
・発育発達期に多いケガや病気
・発育発達期のプログラム

■地域におけるスポーツ振興
・地域におけるスポーツ振興方策と行政のかかわり
・総合型地域スポーツクラブの必要性と社会的意義
・地域におけるスポーツクラブとしての「スポーツ少年団」

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