税理士試験について

税理士とは、税務書類の作成や税務代理に関する業務(確定申告や青色申告の承認申請、税務調査の立会いなど)、税金に関する相談を受ける人のことです。
税務のプロとして、公正な立場で業務を行います。

そして税理士試験とは、税理士として働くのに必要な知識や応用能力を持つことを判定するための試験です。一般企業への就職が有利に働く人気資格ですが、合格者の80%以上は独立開業しています。

税理士試験の概要について

税理士試験の受験資格には、学歴や職歴などにより全12パターンの受験資格が設けられています。また、試験が行われるのは年に1回です。

■受験資格
1)学識による受験資格
・大学又は短大の卒業者で、法律学又は経済学を1科目以上履修した者。
・大学3年次以上で、法律学又は経済学を1科目以上含む62単位以上を取得した者。
・一定の専修学校の専門課程を修了した者で、法律学又は経済学を1科目以上履修した者。
・司法試験合格者。
・公認会計士試験の短答式試験に合格した者。

2)資格による受験資格
・日商簿記検定1級合格者。
・全経簿記検定上級合格者。

3)職歴による受験資格
・法人又は事業行う個人の会計に関する事務に2年以上従事した者。
・銀行、信託会社、保険会社等において、資金の貸付けや運用に関する事務に2年以上従事した者。
・税理士、弁護士、公認会計士等の業務の補助事務に2年以上従事した者。

4)国税審議会の個別認定による受験資格
・海外の大学を法律学又は経済学を履修した上で卒業した者について、日本の大学等の卒業者と同等と認められた場合。
・商工会や青色申告会のおける記帳指導事務に2年以上従事した者。

その他の受験資格に関しては、個別でお問い合わせください。

■申込期限と試験日程
申込期限:5月中旬~下旬ごろ(土曜日及び日曜日を除く)
試験日程:7月下旬~8月上旬ごろの計3日間

■受験料
1科目→3.500円
2科目→4.500円
3科目→5.500円
4科目→6.500円
5科目→7.500円

科目合格性のため、一度に5科目すべてを受験する必要はなく、1科目ずつの受験が可能です。

■合格発表日
12月中旬ごろ

■問い合わせ
国税審議会税理士分科会
TEL:03-3581-4161

国税庁ホームページ・・・など。

税理士試験の科目や合格率などについて

税理士試験の試験方法は記述式。必須科目である2科目と、選択式の3科目から成り立っています。

■試験科目
[2科目必須] ・簿記論
・財務諸表論

[以下の科目から3科目を選択] ・所得税法、または法人税法
・相続税法
・消費税法又は酒税法
・国税徴収法
・住民税、または事業税
・固定資産税

■合格率と難易度
税理士試験の合格基準は比較的高く、各科目60%以上の正答率で合格となります。
必須科目と選択科目の合計5科目すべてに合格することで税理士の資格を取得できます。

各科目の合格率は9~18%と、やや難しい程度の難易度ですが、5科目すべてに合格するには5~10年かかる人も珍しくありません。
そのため、資格取得という観点では難易度の高い試験といえます。

税理士試験の勉強時間と勉強法について

税理士の資格を取得するまでにかかる勉強時間は、最低でも2.500時間かかるとされています。年数にすると、およそ2年半です。中には大学などで税法を全く学んでいない状態からスタートする人もいるので、その場合は5.000~6.000時間は最低でもかかるとされています。

ただし、これはあくまで模擬試験などを除いた勉強時間です。
そのため、実際にはさらに時間がかかる可能性が高いでしょう。

主な勉強法は、民間の専門学校への通学や通信講座の利用。
独学で資格取得する人も中にはいますが、専門性の高い知識を身に付ける必要があるため、不明点などを質問できる講師などを二人三脚で勉強するのがおすすめです。

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