皇宮護衛官(武道有段者)の資格・採用試験について

皇宮護衛官とは、天皇・皇后両陛下や皇族の護衛や、皇居、御所、御用邸などの警備を主な務めとする人達のことです。この資格は国家公務員であり、彼らは警察庁の附属機関である「皇宮警察本」に所属します。採用試験は男女区別なく実施されており、採用者の決定も男女区別なく試験結果の成績上位者から採用します。武道や体力に優れていることだけでなく、皇宮護衛官には国家公務員としての豊富な知識や技能が求められ、さらに経験を生かした技術の向上や維持を目的をした、心身の鍛錬も必要とされています。

試験実施年ごとの最新の受験案内が、皇宮警察本部ホームページ毎年より発表されるので、受験前に必ず確認しましょう。

皇宮護衛官(武道有段者)の受験資格について

皇宮護衛官(武道有段者)の採用試験を受けるには、下記の条件を満たす必要があります。

①:試験年度の4月1日において、高等学校または中等教育学校を卒業している者で、次のいずれかに該当する者。
※柔道2段、剣道3段以上の者で、過去5年間に全日本柔道(剣道)連盟が主催、共催、主管又は後援する全国規模の生徒、学生が参加する競技大会において、個人戦に出場した者又は団体戦に登録された者。

なお段位については、柔道は講道館、剣道は全日本剣道連盟から授与されたものに限ります。

皇宮護衛官(武道有段者)の応募要項に科目ついて

■申込期間と試験日程
申込期限:4月上~中旬ごろ

試験日程
1次試験:6月上旬ごろ
2次試験:7月上旬ごろの指定された日

※申込用紙は、皇宮警察本部警務課人事第二係に請求する必要があります。詳細は試験年度の受験案内をご確認ください。

■受験料
無料

■受験地
1次試験、2次試験ともに皇宮警察本部となります。

■合格発表日
試験実施年度によって異なります。受験案内をご確認ください。

■問い合わせ
採用直通ダイヤル
TEL:03-3217-1516

人事院人材局試験課
TEL:03-3581-5311(内線2331)

皇宮警察本部による「QA」ページは、こちら

皇宮護衛官(武道有段者)の試験内容について

皇宮護衛官(武道有段者)では1次試験に筆記試験を、2次試験では面接試験や身体検査などを行います。

■1次試験

【論文試験】
試験時間:80分
出題数:1題
概要:文章による表現力や課題に対する理解力を問います

【実技試験】
概要:柔道や剣道の技術の熟練度や技能などについて問います

■2次試験

【人物試験】
概要:個別面接による、人柄・対人能力の判定
※参考として性格検査も実施されます

【身体検査】
主に胸部疾患(胸部エックス線撮影含む)、血圧、尿、そのほか一般内科系の検査を行います。

【身体測定】
身長、体重、視力、色覚について測定します。下記の基準に達しない場合は不合格となります。

身長:男子160cm以上、女子148cm以上
体重:男子48kg以上、女子41kg以上
視力:片眼で0.5、両目で0.8以上(矯正の有無は問いません)

【体力検査】
上体起こし、立ち幅跳び、反復横飛びによる検査。
なお、下記の基準に達しないものがひとつでもあった場合は、不合格となります。

上体起こし:30秒間で男子21回以上、女子13回以上
立ち幅跳び:男子205cm以上、女子147cm以上
反復横飛び:20秒間で男子44回以上、女子37回以上

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