特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者について

特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者とは、下記4点における責任者として必要な知識や技能を有することを証明する国家資格です。

①作業に従事する労働者が特定化学物質や四アルキル鉛により汚染され、またはこれを吸入しないように、作業の方法を決定し、労働者を指揮する

②局所排気装置、プッシュプル型換気装置、除じん装置、排ガス処理装置、排液処理装置、そのほか労働者が健康障害を受けることを予防するための装置の点検

③保護具の使用状況の監視

④中毒の恐れがある場所からの退避や除染作業等の緊急対応を行う

労働災害の防止のため、事業者には下記の作業において特定化学物質・四アルキル鉛等作業主任者技能講習を修了した者のうちから、「特定化学物質・四アルキル鉛等作業主任者」を選任することが義務付けられています。

・一定の有害な化学物質や四アルキル鉛の含有物を製造し、または取扱う作業

特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者の資格取得までの流れと将来性

特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者は、受験資格に制限がなく、どなたでも取得ができる国家資格です。また、資格取得において国家試験の受験が必要ありません。

特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者は、所定の講習を受講し、修了試験に合格すれば取得することができます。難易度は比較的易しいレベルです。

ただし、特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者は、この資格だけで就職や転職を狙うのが難しいというのが現状です。有資格者の多くは設置が義務付けられている特定化学物質・四アルキルを製造・取扱を行う向上に勤務します。業務では、作業従事者を特定化学物質等の汚染や吸収から守るため、作業の方法を決定や局所排気措置、除じん装置、排ガス処理装置、予防装置の点検などを行い、監視します。

特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者講習の応募要項について

特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者講習は、いくつかの指定教習機関によって実施されます。講習期間や申込期間、合格発表日は受講する期間によって異なります。

実施期間のひとつである公益社団法人東京労働基準協会連合会では、9月下旬ごろから12月下旬ごろにわたって6回ほど実施しています。
(平成28年度の場合)

申し込み方法によって受付の可否状況が変わることがあるため、日程・申込ともに最新情報は、こちらからご確認ください。

■費用について
受講料は指定教習期間によって異なります。相場は12,000円とされており、先述の公益社団法人東京労働基準協会連合会の場合は、税込みで12,340円です。また、受講料とは別にテキスト代も必要であり、同実施先では税込み1,940円となっています。

特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者講習の講習内容について

特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者講習は、2日間にわたって実施されます。カリキュラムはすべて座学による学科講習です。内容と所要時間は以下の通りとなります。

1)健康障害及びその予防措置に関する知識・・・4時間
2)保護具に関する知識・・・2時間
3)作業環境の改善方法に関する知識・・・4時間
4)関係法令・・・2時間

■修了試験について
全カリキュラムの受講が修了すると、修了試験があります。
試験時間は1時間です。下記2点の合格基準を満たすと、修了証が発行されます。

1)各科目が満点中40%以上の得点率
2)全科目の合計得点が満点中60%以上

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