消防官(専門系)の採用試験について

消防官は国民を火災や震災から守ることを職務とした公務員であり、この資格は国家資格となります。消防官の採用試験にはいくつかの試験区分があり、その中の一つが専門系となります。専門系にはさらに専門区分として、法律・建築・電気・電子・通信・化学・物理・土木・機械があります。専門系の消防官になることで、大学で学んだ各専門区分の知識を生かした消防行政に関する仕事に就くことができます。

消防官(専門系)の受験資格について

消防官(専門系)の採用試験を受けるには、以下の条件を満たさなければなりません。

・受験年4月1日の時点で22歳以上30歳未満で大学卒業者であること
・21歳以下である場合、大学卒業者および卒業見込みの者であること

以下に該当する場合は受験できません。

①日本国籍を有しない人
②地方公務員法第16 条の欠格条項に該当する人
(詳細は、受験申込書裏面を参照)
③現在、東京消防庁の職員である人
※民法の一部を改正する法律(平成11年法律第149 号)附則第3条第3項の規定により従前の例によることとされる準禁治産者を含む。

消防官(専門系)の受験要項について

試験日程や申込期間といった受験に関する詳細は以下の通りです。

■申込期間
インターネットの場合
申込期間:4月上旬~中旬ごろ
郵送の場合
申込期間:4月上旬~中旬ごろ
持参の場合
申込期間:4月下旬の午前9時から午後5時(定められた1日のみとなります)

■試験日程
一次試験:5月下旬ごろ
二次試験(身体・体力検査):7月上旬ごろ
二次試験(口述試験・適性検査):7月中旬ごろ

■受験料
無料

■受験地
東京

■問い合わせ
東京消防庁本部庁舎
〒100-8119 東京都千代田区大手町一丁目3番5号
TEL:03-3212-2111(代表)

消防官(専門系)の試験内容について

一次試験、二次試験それぞれの詳細は以下の通りです。
なお二次試験は、一次試験に合格した者のみの受験となります。

【消防官(専門系)・一次試験】

■教養試験・・・5肢択一式45問、2時間
・知能分野(文章理解、英文理解、判断推理、空間概念、数的処理、資料解釈)
・知識分野(人文科学、社会科学、自然科学)

■専門試験・・・記述式、6題中4題を選択解答、試験時間2時間30分
・法律(憲法、行政法、刑法、民法、刑事訴訟法、民事訴訟法)
※民法は親族・相続法を除く
・建築(建築構造、建築材料、建築計画、構造力学、建築史、建築施工、建築法規、建築設備)
※建築計画は都市計画を含む

・電気(電磁気学、電気回路、電気機器、電気応用、発送配電、電気関係法規)
・電子・通信(電磁気学、電子回路、情報処理工学、電子計測、電子機器、電子物性、通信)
・化学(有機化学、無機化学、分析化学、物理化学、工業化学)

・物理(物理数学、電磁気学、力学、熱力学、量子力学、相対論)
・土木(土木施工、土質工学、構造力学、コンクリート工学、測量、都市計画、水理学、土木応用力学、土木材料)
・機械(機械材料、材料力学、流体力学、熱力学、機械工学、機械力学、機械設計)
※熱力学は熱機関を含む

■論文試験
800~1200字程度を1題。試験時間は90分

【消防官(専門系)・二次試験】

■身体・体力検査
尿検査、胸部X線検査、心電図、血液検査など健康度を調べる検査を実施。
そのほか身体基準として、以下の条件を満たす必要があります。

□男子
身長:おおむね160cm以上
体重:おおむね50kg以上
胸囲:身長の2分の1以上
視力:裸眼視力0.3以上で色覚正常
聴力:正常であること
肺活量:おおむね3,000cc以上

□女子
身長:おおむね155cm以上
体重:おおむね45kg以上
胸囲:身長の2分の1以上
視力:裸眼視力0.3以上で色覚正常
聴力:正常であること
肺活量:おおむね2,500cc以上

■適性検査
消防官としての適性に関する検査

■口述試験
個人面接および、集団討論

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