消防官(Ⅲ類)・職員(Ⅲ類事務)について

消防官は国民を火災や震災から守ることを職務とした公務員であり、この資格は国家資格となります。採用試験に合格すると消防学校に入校することができて、9~12か月ほどの教育をうけたのち、業務に従事することとなります。消防官として働く人や職員の採用試験はⅠ類~Ⅲ類の3つの試験区分によって分かれています。試験区分の違いは、以下の通りです。

Ⅰ類・・・大学卒業程度
Ⅱ類・・・短大卒業程度
Ⅲ類・・・高校卒業程度

ここでは、Ⅲ類に属する消防官や職員の採用試験の概要について解説します。

消防官(Ⅲ類)・職員(Ⅲ類事務)の受験資格について

採用試験を受けるには、以下の条件を満たさなければなりません。

【消防官(Ⅲ類)・職員(Ⅲ類事務)の受験資格】
受験年4月1日の時点で18歳以上22歳未満であること

以下に該当する場合は受験できません。

①日本国籍を有しない人
②地方公務員法第16 条の欠格条項に該当する人
(詳細は、受験申込書裏面を参照)
③現在、東京消防庁の職員である人
※民法の一部を改正する法律(平成11年法律第149 号)附則第3条第3項の規定により従前の例によることとされる準禁治産者を含む。

さらに消防官の場合、職務を遂行するために必要な身体基準が男女別に設けられています。

■男子
身長:おおむね160cm以上
体重:おおむね50kg以上
胸囲:身長の2分の1以上
視力:裸眼視力0.3以上で色覚正常
聴力:正常であること
肺活量:おおむね3,000cc以上

■女子
身長:おおむね155cm以上
体重:おおむね45kg以上
胸囲:身長の2分の1以上
視力:裸眼視力0.3以上で色覚正常
聴力:正常であること
肺活量:おおむね2,500cc以上

消防官(Ⅲ類)・職員(Ⅲ類事務)の受験要項について

試験日程や申込期間といった受験に関する詳細は以下の通りです。

【消防官(Ⅲ類)】

■申込期間
インターネットの場合
申込期間:7月中旬~下旬ごろ
郵送の場合
申込期間:7月中旬~下旬ごろ
持参の場合
申込期間:7月下旬の午前9時から午後5時(定められた1日のみとなります)

■試験日程
一次試験:9月上旬ごろ
二次試験(身体・体力検査):10月上旬~下旬ごろ(受験地によって異なります)
二次試験(口述試験・適性検査):10月上旬~下旬ごろ(受験地によって異なります)

【職員(Ⅲ類事務)】

■申込期間
インターネットの場合
申込期間:6月中旬~8月上旬ごろ
郵送の場合
申込期間:6月中旬~8月上旬ごろ
持参の場合
申込期間:8月上旬の午前9時から午後5時(持参の場合は定められた1日のみとなります)

■試験日程
一次試験:9月上旬ごろ
二次試験:10月下旬ごろ

■受験料
無料

■受験地
【消防官(Ⅲ類)】
一次試験:東京・札幌・秋田・盛岡・郡山・大阪・福岡・長崎・鹿児島
二次試験:東京・札幌・秋田・盛岡・郡山・大阪・福岡・長崎・鹿児島

【職員(Ⅲ類事務)】
一次試験・二次試験:東京

■問い合わせ
東京消防庁本部庁舎
〒100-8119 東京都千代田区大手町一丁目3番5号
TEL:03-3212-2111(代表)

消防官(Ⅲ類)・職員(Ⅲ類事務)の試験内容について

一次試験、二次試験それぞれの詳細は以下の通りです。
なお二次試験は、一次試験に合格した者のみの受験となります。

【消防官(Ⅲ類)・一次試験】

■教養試験・・・5肢択一式45問、2時間
・知能分野(文章理解、英文理解、判断推理、空間概念、数的処理、資料解釈)
・知識分野(人文科学、社会科学、自然科学)

■作文試験
800~1200字程度を1題。試験時間は90分

■適性検査
消防官としての適性に関する検査

【消防官(Ⅲ類)・二次試験】

■身体・体力検査
身長、体重、胸囲、視力、聴力、肺活量、体力検査のほか、消防官の職務遂行に必要な健康度を調べる検査を実施。

■口述試験
個人面接

【職員(Ⅲ類事務)・一次試験】

■教養試験・・・5肢択一式45問、2時間
・知能分野(文章理解、英文理解、判断推理、空間概念、数的処理、資料解釈)
・知識分野(人文科学、社会科学、自然科学、生活常識)

■作文試験
600~1000字程度を1題。試験時間は1時間20分

■適性検査
消防官としての適性に関する検査。

【職員(Ⅲ類事務)・二次試験】

■身体検査
尿検査、胸部X線検査、心電図、血液検査
■口述試験
個人面接

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