日商簿記試験について

日商簿記試験とは、日本商工会議所による公的資格の試験です。
試験では正しく帳簿の記帳ができるスキルや、帳簿の内容を理解し、経営管理・分析ができる技能を判定します。
会計や経理に関する業務に携わる人のほか、税務申告を自分で行いたい人、資産運用に興味がある人など幅広い人に人気の試験です。

日商簿記試験の試験概要について

日商簿記試験はレベルごとに1~4級の等級に分かれます。
いずれの等級も受験資格に制限はありません。
試験概要は以下の通りとなります。

■申込期限と試験日程

申込期間や方法は受験会場となる商工会議所によって異なります。
受験申請を行う際は商工会議所の簿記試験公式サイトより、「お近くの商工会議所を検索する」ページへアクセスし、詳細をご確認ください。

試験日程
・1級(年2回):6月上旬ごろ、11月中旬ごろ
・2~4級(年3回):6月上旬ごろ、11月中旬ごろ、2月下旬ごろ

■受験料(税込)
・1級:7,710円
・2級:4,630円
・3級:2,570円
・4級:1,640円

■合格発表日
実施先によって異なります。

■問い合わせ
日本商工会議所 検定情報ダイヤル
TEL:03-5777-8600
受付時間 8:00~22:00(年中無休)

※試験問題の内容及び採点内容、採点基準・方法については、一切回答できませんのでご注意ください。

日商簿記試験の試験内容について

日商簿記試験の各等級で求められるレベルは以下の通りです。

■1級
・極めて高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を修得。
・会計基準や会社法、財務諸表等規則といった企業会計に関する法規を踏まえた経営管理・分析ができる。
※1級を取得すると、税理士試験の受験資格も得られます。

[試験時間と科目] 商業簿記・会計学:90分
工業簿記・原価計算:90分

■2級
・企業の財務担当者に必須とされる、高度な商業簿記・工業簿記を修得。
・初歩的な原価計算ができる。
・財務諸表の数字から経営内容が把握できる。

[試験時間と科目] 商業簿記・工業簿記:120分

■3級
・経理や財務担当ではなくとも、ビジネスパーソンに求められる基礎知識レベル。
・経理関連書類の適切な処理や青色申告書類の作成といった、初歩的な実務が行える。
・中小企業や個人商店において経理事務として貢献できる。

[試験時間と科目] 商業簿記:120分

■4級
・簿記入門レベル。
・初歩的な記帳ができる。
・複式簿記の仕組みについて理解している。

[試験時間と科目] 商業簿記:90分

日商簿記試験の難易度について

日商簿記試験の各等級の合格基準は、以下の通りとなります。」

1級:得点率70%以上かつ、各科目の得点が40%以上
2級:得点率70%以上
3級:得点率70%以上
4級:得点率70%以上

3~4級の難易度は比較的易しいレベルであり、2級から標準的な難易度となります。
就職活動などで履歴書に記載して有効になるのも、2級辺りが目安でしょう。
1級になると難易度は上がり、資格試験としても比較的高度なレベルになります。

実施先が公認する関連書籍で勉強し、独学で合格を目指すこともできますが、最短カリキュラムで合格できる通信講座も充実しているので、自学学習が苦手な人や一から体系的に学びたい人は活用すると良いでしょう。

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