揚貨装置運転士の資格試験について

揚貨装置運転士(ようかそうちうんてんし)とは、港湾荷役に関する作業のために船舶に取り付けられた制限荷重が5トン以上のクレーンまたはデリックを操作する際に必要となる資格です。
労働安全衛生法に定められた厚生労働省管轄の国家資格となっています。

試験に合格した後に、所在地の都道府県労働局長へ申請し、免許が交付されることによって、晴れて揚貨装置運転士として働くことができます。揚貨装置運転士の主な就職先は、港湾関連の企業です。

揚貨装置運転士の試験要項について

■受験資格
受験資格に制限はありませんが、申請時に本人確認証明書の添付が必要です。

■申込期限と試験日程
試験は年に1~2回程度行われます。
ただし、試験日程や申込期間は受験する地域によって異なります。
各自での問い合わせが必要です。

■受験料
学科試験:6,800円
実技試験:11,100円

■合格発表日
受検した地域によって異なります。お問い合わせください。

■問い合わせ
公益財団法人安全衛生技術センターTEL:03-5275-1088

北海道安全衛生技術センターTEL:0123-34-1171
東北安全衛生技術センターTEL:0223-23-3181
関東安全衛生技術センターTEL:0436-75-1141
中部安全衛生技術センターTEL:0562-33-1161
近畿安全衛生技術センターTEL:0794-38-8481
中国四国安全衛生技術センターTEL:0849-54-4661
九州安全衛生技術センターTEL:0942-43-3381

揚貨装置運転士の試験内容について

揚貨装置運転士の試験は、学科試験と実技試験によって構成されています。
学科試験は全4科目、実技試験は全2科目です。
それぞれの詳細は以下の通りとなります。

■試験科目と出題数・配点

【学科試験】
1)揚貨装置に関する知識
・出題数:10問
・配点:30点

2)関係法令
・出題数:10問
・配点:20点

3)原動機及び電気に関する知識
・出題数:10問
・配点:20点

4)揚貨装置の運転のために必要な力学に関する知識
・出題数:10問
・配点:30点

【実技試験】
1)揚貨装置の運転
2)揚貨装置の運転のための合図

■試験時間
学科試験:2時間30分(2科免除の場合は1時間15分)
実技試験:個別に受験票で通知されます(午前あるいは午後)

学科試験の開始時刻は13時30分ごろとされていますが、実施会場によって異なる場合があります。

揚貨装置運転士の免除制度について

揚貨装置運転士には免除制度があり、対象者によって免除される科目や手続き方法が異なります。

■クレーン・デリック(クレーン限定、床上運転式クレーン限定を含む)旧クレーン(床上運転式限定を含む)
旧デリック又は移動式クレーン運転士免許を有する者。

[免除科目] 学科試験:原動機及び電気に関する知識、力学に関する知識
実技試験:運転のための合図

[手続き] 受験申請書B欄の学科「一部免除」および、実技「一部免除(合図)」を○で囲み(電気)(力学)と記入。
免許証の写しを添付すること。

■揚貨装置運転実技教習の修了者で、修了日から起算して1年以内。

[免除科目] 実技試験:全科目

[手続き] 受験申請書B欄の実技「全部免除」を○で囲む。
実技教習修了証の原本か写しを添付。

■揚貨装置の学科試験に合格。その学科試験が行われた日から起算して1年以内。

[免除科目] 学科試験:全科目

[手続き] 受験申請書B欄の学科「全部免除」を○で囲む。
免許試験結果通知書の原本か写しを添付。

■以下のいずれかの項目に該当する者。
・床上操作式クレーン運転技能講習の修了者。
・小型移動式クレーン運転技能講習の修了者。
・玉掛け技能講習を修了した者。

[免除科目] 実技試験:運転のための合図

[手続き] 受験申請書B欄の学科「一部免除(合図)」を○で囲む。
技能講習修了証の写しを添付。

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