惣菜管理士の資格について

惣菜管理士とは、製造、加工、流通、販売など惣菜に関するあらゆる業務に従事する人が、正しい知識を身につけていることを客観的に証明する資格です。女性の社会進出や1人暮らしの高齢者が増えている近年、惣菜の役割は大きくなり、食卓に欠かせない存在となっています。そんな今だからこそ、惣菜を通した食の安全性は重視され、この資格も年々注目を集めています。

2015年の時点で惣菜管理士の有資格者は、20,000人を突破しました。有資格者の多くは惣菜企業のみならず、食品メーカーや流通業界、外食産業など幅広い分野で活躍しています。

惣菜管理士の資格を取得するには、所定の通信講座を受講し、資格試験に合格しなければなりません。受講の申し込みは8月から始まり、通信講座による研修は10月~翌3月に実施されます。そのうち1日は集合研修に参加しなければなりません。資格試験は翌7月に実施されます。資格取得までには、およそ1年の期間がかかると考えておくのが良いでしょう。

惣菜管理士の等級について

惣菜管理士には、1級~3級までの等級が設けられています。
それぞれの違いは、以下の通りです。

■一級惣菜管理士
「経営と管理」をコンセプトとし、高度な専門知識と技術が求められます。工場長や管理者レベルの資格です。

科目
・惣菜工場のHACCP管理
・冷凍食品の技術
・応用栄養学
・食品の官能評価
・労働と安全
・食品工場経営論

■二級惣菜管理士
「品質と製造」をコンセプトとし、専門的な知識と技術が求められます。監督者やリーダーレベルの資格です。

科目
・惣菜工場の衛生管理
・食品の表示と規格
・食品衛生と微生物
・食品の包装
・原材料の貯蔵と加工食品の保存
・食品添加物

■一級惣菜管理士
「安全と栄養」をコンセプトとし、基礎的な知識と技術が求められます。担当者レベルの資格です。

科目
・惣菜概論
・食品の衛生と安全
・食品の原材料とその取り扱い方
・惣菜の調理加工
・食物と栄養
・食品に関する法律

惣菜管理士の養成講座について

養成講座では、通信講座にて各級の6科目を学習します。教材を使って勉強したら毎月25日締め切りで添削マークシートを提出し、実施先による採点結果と解答コメントを確認することで学習を進めるスタイルです。

自宅学習のほか、1日のみ集合研修があります。集合研修では惣菜管理士として必要な講演を聴講し、幅広く物事をとらえるスキルを身につけます。すべての科目を修了し、集合研修を受けることで、資格試験の受験資格が得られます。

惣菜管理士の資格試験と登録について

養成講座で学んだ6科目を試験範囲とした筆記試験が実施されます。集合研修とケーススタディは試験科目に含まれません。受講した年度に試験を受けられなかった場合も、受講修了した年を含めた4年間は受験資格が有効となります。

全試験科目において合格基準を満たすと、試験に合格となります。試験結果は受験者各人に通知されます。合格者は等級に応じた資格名を名刺などに記載することができます。

一級惣菜管理士:Ready-made Meal Master
二級惣菜管理士:Ready-made Meal Senior
三級惣菜管理士:Ready-made Meal Junior

■お問い合わせ
一般社団法人日本惣菜協会
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5-10麹町アネックス6階
TEL:03-3263-0957

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です