情報セキュリティスペシャリストの資格試験について

情報セキュリティスペシャリストとは、組織や情報システムのセキュリティー面を管理し、脅威や脆弱性に有効な対策が行える専門家のことです。情報セキュリティいの重要性が呼びかけられている昨今、エンジニア職の中でも特に旬の職業といえます。

なお、情報セキュリティスペシャリストはIPA(独立行政法人 情報処理推進機構)主催による国家資格のひとつです。

情報セキュリティスペシャリストの試験概要について

情報セキュリティスペシャリストに受験資格の制限はありません。
しかし情報セキュリティスペシャリストを志す者として、高度な専門知識を持ち、高度IT人材としての方向性を確立した者であることが求められています。試験の概要に関しては、以下の通りです。

■申込期限と試験日程

情報セキュリティスペシャリストは実施先(情報処理推進機構)の春期・秋期試験の一環として行われます。
申し込み方法によって受付期間が異なるので注意しましょう。

[春期試験] 申込期限
・インターネットの場合:1月中旬~2月下旬の20時ごろ。
・郵送の場合:1月中旬~2月中旬ごろ。
試験日程:4月第3日曜日。

[秋期試験] 申込期限
・インターネットの場合:7月中旬~7月中旬の20時ごろ。
・郵送の場合:7月中旬~7月中旬ごろ。
試験日程:10月第3日曜日。

■受験料
5,700円

※「情報処理の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令」により受験料は改定されました。

■合格発表日
春期試験は7月上旬ごろ、秋期試験は1月中旬ごろ。

■問い合わせ
情報処理技術者試験センター・コールセンター
TEL:03-5978-7600

※受付時間9:30~18:15(土・日・祝日・年末年始を除く)
※お問い合わせの前に実施先ホームページの「よくある質問」や「案内書」をご確認いただきますよう、お願いいたします。

情報セキュリティスペシャリストの試験内容について

情報セキュリティスペシャリストの試験は、午前Ⅰ・午前Ⅱ・午後Ⅰ・午後Ⅱの4つの部によって構成されています。
それぞれの試験形式や内容の詳細は、以下の通りです。

■午前Ⅰ
・試験時間:50分(9:30~10:20)
・回答形式:四肢択一の多肢選択式。
・出題数:30問
[試験内容] ・テクノロジ系基礎理論
・コンピュータシステム
・技術要素
・開発技術
・プロジェクトマネジメント
・サービスマネジメント
・システム戦略
・経営戦略
・企業と法務

■午前Ⅱ
・試験時間:40分(10:50~11:30)
・回答形式:四肢択一の多肢選択式。
・出題数:25問
[試験内容] ・システム戦略
・経営戦略
・サービスマネジメントとシステム監査

■午後Ⅰ
・試験時間:90分(12:30~14:00)
・回答形式:記述式。
・出題数:3問(そのうち2問回答)
[試験内容] ・情報セキュリティシステムの企画・案件定義・開発・運用・保守・技術について。
・情報セキュリティ関連の法的要求事項・・・など。

■午後Ⅱ
・試験時間:120分(14:30~16:30)
・回答形式:記述式。
・出題数:2問(そのうち1問回答)
[試験内容] ・情報セキュリティシステムの企画・案件定義・開発・運用・保守・技術について。
・情報セキュリティ関連の法的要求事項・・・など。

情報セキュリティスペシャリストの難易度について

情報セキュリティスペシャリストの合格基準は、以下の通りとなります。

・午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰの試験が100点満点中、60点以上であること。
・午後Ⅱ(論述式)試験がランクAであること。

ランクAとは、設問で要求した項目が以下の充足度を満たしていると評価されるものを指します。
・論述の具体性、妥当性、一貫性がみられること。
・見識に基づく主張や洞察力、行動力、独創性、先見性があり、表現力・文章作成能力などを認められるもの。

平成27年度の合格率は15.6%であり、近年の合格率は13~15%前後を推移しています。
資格試験としての難易度は、比較的高いレベルの試験です。

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