国際唎酒師について

国際唎酒師とは、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)による認定資格のひとつです。英名では「INTERNATIONAL KIKISAKE-SHI」といい、この資格を取得することで、諸外国の消費者に対して日本酒の提案や提供、販売が適切に行えることが証明されます。世界的に活躍できる日本酒のプロフェッショナル資格です。

国際唎酒師には日本酒に関する知識のみならず、すべての飲料や食品に対する知識や、お客様へのおもてなしの心、洞察力が求められます。また国際的に活躍するための外国語による提案力も必要です。2015年10月末の時点では、775名が国際唎酒師の資格を取得し、世界中で活躍しています。

国際唎酒師の資格取得までの道のりについて

国際唎酒師の資格を取得するには、実施先が定める能力・資質の基準を満たす必要があります。また、これら能力・資質については外国語で問われます。

資格の認定を受けるには、英語、中国語、韓国語による「受験コース」と英語あるいは中国語による「通信コース」があります。

国際唎酒師呼称資格認定試験について

受験コースで受ける試験は、「国際唎酒師呼称資格認定試験」と呼ばれます。この試験はSSIインターナショナルによって実施され、合格基準に達することで国際唎酒師に認定されます。現段階では英語、中国語、韓国語によって実施されています。詳細は、以下の通りです。

■受験資格
受験申込の時点で受験者の国籍地、居住地、さらには受験会場地の法令で飲酒可能な年齢に達していること。

■受験地
東京、大阪、名古屋のほか台湾でも実施しています。

■試験日程
各受験地ごとの試験日程は、以下の通りです。ただし受験年度によっては変更する場合があります。受験の際は必ず実施先ホームページでご確認ください。

【東京会場】
・8月上旬~下旬ごろ(計4回)
・9月上旬ごろ
・11月下旬ごろ(計2回)
・12月上旬~中旬ごろ(計2回)

【大阪会場】
・11月下旬ごろ

【名古屋会場】
・11月下旬ごろ

【台湾会場】
・5月下旬ごろ

■費用
受験にかかる費用は25,000円となります。
さらに合格者は資格認定時に認定登録料として5,000円が必要です。

■試験内容
一次試験~三次試験まで実施されます。一次試験では、酒類をはじめ飲食全般における基礎知識について問われます。試験形式は筆記で、試験時間は40分間です。二次試験も筆記試験となりますが、試験時間は75分となり、日本酒に関する専門知識とセールスプロモーション策定について問われます。

三次試験はテイスティング試験で、日本酒のテイスティングを通じたセールスプロモーション策定およびサービス知識について問われます。試験時間は60分です。

■出題範囲

英語
・Alcoholic Beverages: The Basics
・Sake History
・Ingredients of Sake
・How Sake is Made
・Sake Tasting
・Serving Sake
・Sake Labels

中国語
・酒精飲料:基本認識
・清酒的歴史
・清酒的原料
・清酒的製程
・清酒的品鑑
・侍酒
・清酒標藪

国際唎酒師の通信コースについて

通信コースも認定試験と同様に、申込時に受験者の国籍地、居住地、さらには受験会場地の法令で飲酒可能な年齢に達していることが求められます。

受講期間は最短3か月、最長で1年間です。受講開始日は毎月1日からとなっており、申込期限は前月の10日までとなっています。

費用は一般の場合50,000円、FBO認定会員は40,000円となります。この費用には今日材料や認定登録料も含まれています。

受講内容は全3回のプログラムによって構成されており、3回目のプログラムを受講する際には、自分で日本酒を2種類用意しなければなりません。

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