国際公務員(JPO)について

国際公務員(JPO)とは、ジュネーブにある国連本部やニューヨークの国連、そのほか発展途上国で業務に携わる職員のことです。JPOとは「ジュニア・プロフェッショナル・オフィサー」を略した呼称であり、一般的には「国際公務員」よりもこちらの名前のほうが有名です。働く期間によっては「アソシエート・エキスパート」とも呼ばれています。

国際公務員(JPO)の仕事について

国際公務員の勤務地には国連本部のみならず、これらに関する期間も含まれます。例えばILO(国際労働機関)やUNESCO(教育科学文化機関)、WHO(世界保健機関)も彼らの活躍の場です。主な仕事は携わる期間におけるプロジェクト管理や運営、また発展途上国における難民救済や技術支援となっています。いずれも中立の立場を重んじ、各国の政府による拘束・干渉がない環境で世界規模の広い視野を持った職務を全うすることを求められています。

■国際公務員の労働環境
男女均等の能力主義が原則。制度によって扶養手当の支給や帰国休暇、出産休暇、病気休暇が定められており、労働環境は整っているといえるでしょう。

国際公務員(JPO)試験の応募要項について

■受験資格
①:受験年の4月1日で、35歳以下の者。
②:下記の条件を満たす者。
・外務省が派遣取決めを結んでいる国際機関の業務に関連する分野において修士号を取得。または受験年の9月末までに修士号取得見込みである。
・外務省が派遣取決めを結んでいる国際機関の業務に関連する分野において受験年の9月末までに2年以上の職務経験を有する。
(アルバイトやインターン等は職歴とみなされません)
・英語による職務遂行が可能。
・将来にわたり国際機関で働く意思を有する。
・日本国籍を有する。

■申込期限と試験日程
はじめに書面による審査が行われます。(1次審査)
締切期限は5月上旬ごろです。
2次審査の試験日程は、7月下旬~8月上旬ごろとなっています。

■合格発表日
1次審査:6月上旬~中旬ごろ
2次審査:9月上旬~中旬ごろ

■問い合わせ
外務省国際機関人事センター本部(外務省)

※一般的なご照会はメールからお願いします。
E-mail: jinji-center@mofa.go.jp

TEL:03-3580-3311 (内線2841)
TEL:03-5501-8238(直通)
FAX: 03-5501-8437

国際公務員(JPO)試験の試験内容について

■1次審査
郵送、または電子メールでの送付による書面審査となっています。
必要とされる書類は以下の通りです。

・JPO派遣候補者選考試験応募用紙(和文)
・JPO派遣候補者選考試験応募用紙(英文)
・TOEFLテストのスコア

■2次審査
面接試験や筆記試験が行われます。試験会場は外務省です。
さまざまな国際機関や外務省による選考が行われるため、英語での応答が必須です。

・面接試験→英語による応答。
・筆記試験→英語による課題作文や要約文の作成。

■難易度
合格率5~10%と極めて難易度が高い試験です。また試験に合格したことが必ずしも正社員としての就職につながるわけではなく、JPOの経験を経た後に国連機関に採用される確率は50~70%程度とされています。2か国以上互角に堪能であり、また募集要項に沿った専門知識を持つことが国際公務員として働く近道となるでしょう。

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