印刷営業士の資格と認定試験について

印刷営業士とは、全日本印刷工業組合連合会による公的資格のひとつです。印刷技術の高度化に伴い、印刷業界で働く営業員にも最新の知識や技能が求められる昨今、この資格は高度な専門知識を持った印刷業界営業員であることを証明する資格となっています。当然ながら資格取得者の多くは、印刷業界に就職します。主な業務は印刷物の注文獲得や外注企業への指示、企画や編集など、印刷製本や製作過程に関わるあらゆる分野です。

合格者には厚生労働大臣認定の「印刷営業士」の称号が与えられます。 平成25年度末の時点で、すでに13,104名の印刷営業士の称号が与えられています。

印刷営業士認定試験の応募要項について

印刷営業士認定試験は、知識試験と技能試験によって構成されています。受験料もそれぞれに支払う必要があります。
試験の詳細は以下の通りです。

■受験資格
印刷営業の実務経験が2年以上であること。

■申込期間と試験日程
申込期間や試験日程は受験する都道府県によって異なりますが、1年に1回以上の実施がほとんどです。
詳しい日程に関しては、実施先までお問い合わせください。

なお、試験会場は会社が所属する各都道府県印刷工業組合とされています。
こちらも詳細は実施先への確認が必要です。

■受験料(税込み)
知識試験:4,320円
技能試験:8,640円

■合格発表日
実施先への確認が必要です。

■問い合わせ
全日本印刷工業組合連合会
〒104-0041東京都中央区新富1-16-8
TEL:03-3552-4571
ホームページ:http://www.aj-pia.or.jp/index.html

専用のお問い合わせフォームはこちら。
→http://www.aj-pia.or.jp/mail.html

印刷営業士認定試験の試験内容について

印刷営業士認定試験の詳細は以下の通りです。

■知識試験
試験時間:1時間
試験科目は以下の通りです。
→①印刷一般知識、②印刷営業知識、③法規、④安全衛生知識

■技術試験
試験時間:3時間(標準の場合)
試験科目は以下の通りです。
→①印刷営業、②積算見積作業

印刷営業士認定試験の難易度・試験対策について

印刷営業士認定試験の合格基準は公表されていませんが、近年の合格率は、おおむね90%とされています。これは長年の実務経験によって、さまざまなスキルを培っている印刷業界関係者が受験者の大半を占めているためと考えられます。そのため難易度は、比較的易しいレベルといえるでしょう。

試験対策としては、過去問を独学で解くだけでも合格を狙うことは可能です。しかし自学学習が苦手な場合は、この認定試験に関連した講座として、技術協会講師全印工連派遣講師による「印刷営業講座」があるので受講すると良いでしょう。印刷営業講座は日数は4日間、総合時間は20時間による講座で、印刷営業の実務経験を1年以上積んでいれば受講することが可能です。受講費は、全日本印刷工業組合連合会の組合員であれば20,570円、非組合員の場合は32,970円となります。講座を最後まで受講すれば、その証明として「修了証」が交付されます。
試験対策のみならず、今後の業務における効率化のためにも有効な講座です。

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