刑務官の資格・採用試験について

刑務官とは刑務所や少年刑務所で受刑者への指導を行い、社会復帰(改善更生)を実現することを目指す公務員のことです。このほか拘置所での勾留中の被疑者、被告人を収容や逃走や証拠隠滅を防止も彼らの役割であり、公平な裁判への配慮も行っています。現在日本では、約17,600人の刑務官が勤務しています。

刑務官の待遇について

■給与・諸手当について
一般の国家公務員に適用される行政職俸給表(一)に比べて12%ほど給与水準が高いです。このほか扶養手当や住居手当、通勤手当、期末・勤勉手当、超過勤務手当といった各種手当が支給されます。

■勤務時間について
週休2日制で1週間あたりの勤務時間は、38時間45分となります。
勤務体制は交替制勤務がメインで、昼間勤務と昼夜間勤務があります。

■休暇について
年次休暇(年間20日間)のほか、病気休暇や特別休暇(夏季休暇、結婚・出産に伴う休暇等)および介護休暇といった
休暇制度が設けられています。

■福利厚生
国家公務員なので国家公務員共済組合に加入することになります。国家公務員共済組合に加入すると、病気や負傷、出産といった際に給付を受けることが可能です。また退職や高度障害、死亡の場合には共済年金制度が適用されます。そのほかには人間ドック受検や臨時の出費等に対する資金の貸付けなど組合員とその家族を対象としたさまざまなな制度・事業があります。

各種施設利用も可能で柔道、剣道等の武道訓練や野球、駅伝、スキー、サッカー等のクラブ活動への参加も可能です。

刑務官採用試験の応募要項について

■受験資格
刑務A、刑務A(武道)、刑務B、刑務B(武道):17歳以上29歳未満の者
刑務A(社会人)、刑務B(社会人):17歳以上29歳未満の
※ともにAは男子、Bは女子に限る。

■申込期間
インターネット:7月中旬~下旬ごろ
郵送・持参:7月中下旬のおよそ3日間
※インターネットが使用できる環境の場合は、原則としてインターネットでお申し込みください。
※郵送の場合は簡易書留にしてください。
※持参する場合、受付時間は9:00~17:00となります。

■試験日程
1次試験:9月下旬ごろ
2次試験:10月下旬ごろ

■合格者発表
最終合格者の発表は、11月下旬ごろとなります。

■問い合わせ
受験申込用紙の交付を行っている下記の最寄り機関までお問い合わせください。

人事院 北海道事務局:011-241-1248
人事院 東北事務局:022-221-2022
人事院 関東事務局:048-740-2006~8
人事院 中部事務局:052-961-6838
人事院 近畿事務局:06-4796-2191
人事院 中国事務局:082-228-1183
人事院 四国事務局:087-831-4765
人事院 九州事務局:092-431-7733
人事院 沖縄事務所:098-834-8400
法務省 札幌矯正管区:011-783-5083
法務省 仙台矯正管区:022-286-0510
法務省 東京矯正管区:048-600-1502
法務省 名古屋矯正管区:052-971-5980
法務省 大阪矯正管区:06-6941-5754
法務省 広島矯正管区:082-223-8198
法務省 高松矯正管区:087-822-4469
法務省 福岡矯正管区:092-661-1260
沖縄刑務所:098-948-1096

刑務官採用試験の難易度について

国家公務員の採用試験としての難易度はそれほど高くはなく、資格試験としての難易度としては標準的なレベルとされています。刑務官Aや刑務官Bの近年合格率は20%台を推移しています。刑務A社会人と刑務B社会人の近年合格率は4%~10%台前半とバラつきが見えます。刑務A武道や刑務B武道の近年合格率は30~40%台を推移している傾向です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です