准看護師の資格・試験について

准看護師とは、医師や看護師の指示の元で診療上の世話や補助を行う人のことを指します。
具体的には注射や点滴、患者の歩行介助や清拭・排泄介助、切迫早産などのおそれがある妊婦(切迫早産)のケアなどです。このほか、患者のメンタル面でのサポートも重要な役割となっています。

看護師同様、就職先の勤務体制によっては夜勤などもあります。
厳格には「看護師の指示のもと」業務を行うことになっていますが、看護師不足の昨今、業務の違いに明確な線引きが行われていないのが現状です。
なお准看護師は、都道府県知事によって免許が交付される、公的な資格となっています。

准看護師試験の受験資格について

以下の項目に当てはまることが受験資格の条件となります。

1)文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合するものとして、文部科学大臣の指定した学校(以下「指定学校」)において2年の看護に関する学科を修めた者。

2)文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合するものとして、都道府県知事の指定した准看護師養成所(以下「指定要請所」という。)を卒業した者。

3)指定学校において3年以上看護師になるのに必要な学科を修めた者。

4)規則で定める基準に適合するものとして、厚生労働大臣の指定した看護師養成所を卒業した者。

5)外国の看護師学校若しくは養成所を卒業し、又は外国において看護師免許を得た者のうち、厚生労働大臣が3.又は4.に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認めた者。

6)外国の看護師学校若しくは養成所を卒業し、又は外国において看護師免許を得た者のうち、5.に該当しない者で、厚生労働大臣の定める基準に従い、各都道府県知事が適当と認めた者。

准看護師試験の試験要項について

准看護師試験の日程や受験料などは、以下の通りです。

■申込期限と試験日程
試験日は受験する都道府県によって異なりますが、1月や2月が多い傾向です。
申し込み期限も含めた詳細は、受検する実施先までお問い合わせください。

■受験料
6,900円

■受験地
各都道府県で受験できます。

■合格発表日
試験日に準じますので、都道府県によって異なります。
詳細は受験する実施先までお問い合わせください。

■問い合わせ
専用のホームページがありませんので、各都道府県の省庁内や准看護士の試験担当課までお問い合わせください。

准看護師の試験内容について

准看護師の試験問題は全部で150問。14科目によって構成されています。
出題形式は、四肢択一の客観式問題です。
科目の詳細と、それぞれの科目の出題数は以下の通りとなります。

①人体の仕組みと働き(9問)
②食生活と栄養(3問)
③薬物と看護(3問)
④疾病の成り立ち(6問)
⑤感染と予防(3問)
⑥看護と倫理(2問)
⑦患者の心理(3問)
⑧保健医療福祉の仕組み(2問)
⑨看護と法律(2問)
⑩基礎看護(43問)
⑪成人看護(36問)
⑫老年看護(14問)
⑬母子看護(12問)
⑭精神看護(12問)

■合格基準
満点中、60%以上の得点率が合格の条件です。

■難易度
合格率は90%前後と高いです。これは通信制の学校や専門学校のカリキュラムによって試験対策を行い、受験しているためです。
学校で習ったことをきちんと理解し、出題傾向を把握しておけば難易度は比較的易しいレベルの試験となっています。
働きながら学校へ通い、資格を取得することも可能です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です