保育士資格について

保育士

保育士とは、保育所などで1歳未満の乳児から6歳未満までの幼児の保育を行う人のこと。
以前は「保母さん」と呼ばれていましたが、1985年に制定された男女雇用機会均等法によって、呼び名が改められました。
近年の共働き夫婦の増加に伴い、保育所や児童福祉施設を必要としている家庭が増えているため、ニーズが高まっている資格です。

保育士需要の高まりに合わせて働き方も多様化し、ライフスタイルに合わせてパート勤務などが可能となっています。
また保育士資格は国家資格なので、一度資格を取得したら更新や講習等の必要がなく、再就職に比較的有利とされています。

保育士の資格取得方法

保育士の資格を取得する方法は、主にふたつあります。

・厚生労働大臣指定の指定保育士養成施設へ進学し、所定の科目や課程を履修する。
・毎年1回行われる保育士試験(国家試験)を受験し、合格する。

指定保育士養成施設には大学、短期大学、専門学校などがあります。
資格取得までに最低2年かかり、費用は約100万円(1年あたり)かかりますが、所定の単位を取得できれば卒業と同時に保育士資格を取得できます。

保育士資格試験を受験する場合の勉強方法は3つあります。
講座・スクールの通学、通信講座の利用、そして独学です。
いずれの場合も、6か月~12か月ほどの期間を勉強時間として要します。

保育士資格試験の合格率と難易度

保育士資格試験は筆記試験と実技試験の2種類があります。
筆記試験の全科目が合格しなければ、実技試験を受けることはできません。

筆記試験は全部で9科目、6割以上の得点で合格できます。
実技試験は3分野(音楽・絵画制作・言語)から2つ選択し、受験します。
実技試験に関しては、明確な合格基準は公表されていません。

保育士資格試験に合格する確率は、例年10~20%。平成26年は、19.3%でした。
難易度が高い資格と思われがちですが、特別難しい資格試験ではありません。

保育士資格取得の就職について

保育士資格を取得し保育士として就職するには、保育士登録が必要です。
保育士登録には、登録事務処理センターから「保育士登録の手引き」を取り寄せます。
必要書類をそろえたら、試験合格地の都道府県知事へ登録申請をして保育士証の公布を受けましょう。

保育士の登録が完了したら、求人サイトや施設のホームページなどで保育士求人を探し、応募します。
この点は、一般的な就職活動と変わりません。

ただし公立保育所への就職を希望する場合は、各市区町村による資格免許職(免許資格職)を受ける必要があります。
試験の形態は自治体によってさまざまで、1次試験のみの場合もあれば3次試験まで行うケースもあります。

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