介護予防運動スペシャリストについて

介護予防運動スペシャリストとは、公益財団法人 日本スポーツクラブ協会による民間資格です。この資格は、要介護者等の自立支援に必要不可欠である「身体機能の回復・維持・向上」のための技能を有することを客観的に証明します。要介護予防は高齢化社会において緊急性の高い課題であり、こうした社会的ニーズに対応するスキルが身につくのが大きな特徴です。

なお介護予防運動スペシャリストには、「介護予防運動スペシャリスト」と「上級介護予防運動スペシャリスト」があります。いずれも指定された講座を受講し、レポートを提出することでおおむね取得が可能です。

介護予防運動スペシャリストの受講資格について

介護予防運動スペシャリストの講座を受講するには、受講資格を満たさなければなりません。
「介護予防運動スペシャリスト」と「上級介護予防運動スペシャリスト」ともに受講資格は、以下の通りとなります。

■受講資格
・満18歳以上で当協会の中高老年期運動指導士、スポーツクラブインストラクターの資格を取得している者。または介護福祉士、健康運動指導士など所定の介護系または運動系の資格を取得している者。(申込時に証明書コピーを提出する必要があります)
・大学、短大および専門学校で、福祉、介護、保健、体育、スポーツ関係の資格取得見込の満18歳以上の者。(学生証のコピーを提出する必要があります)

介護予防運動スペシャリストの講座概要について

介護予防運動スペシャリストの講座は、現在のところ東京のみでの開催となっています。受講日程は、介護予防運動スペシャリストが2月上旬ごろの3日間、上級介護予防運動スペシャリストが3月上旬ごろの2日間となっています。申込期間に関しては、実施先への確認が必要です。そのほか受講料や資格認定後の対応に関しては、以下の通りとなります。

■受講料(税込)
介護予防運動スペシャリスト
30,000円(維持会員は27,000円)
別途レポート審査料として2,000円が必要です。

上級介護予防運動スペシャリスト
17,000円
別途レポート審査料として2,000円が必要です。

■資格認定について
介護予防運動スペシャリスト、上級介護予防運動スペシャリストともに認定料として1,000円が必要です。
また登録料として別途、介護予防運動スペシャリストは6,000円、上級介護予防運動スペシャリストは10,000円が必要になります。

■資格更新について
合格時の登録は有効期限が2年間となっています。資格を更新しなかった場合は、資格失効となりますのでご注意ください。

介護予防運動スペシャリストの受講内容について

介護予防運動スペシャリスト、上級介護予防運動スペシャリストそれぞれの受講内容は以下の通りです。

■介護予防運動スペシャリスト
・介護予防運動論(実技含む)
・測定評価論と測定の実際(実技含む)
・身体運動理論
・中高老年期及び要介護者の身体特性論
・理学療法的視点からの介護予防運動論
・筋力及び持久力の維持に関する運動の実践 (実技含む)
・中高老年の救急救護法(実技含む)
・リハビリテーション医学に関する知識
・医学的視点からの介護予防論
・調整力及び柔軟性の向上に関する運動の実践(実践含む)

■上級介護予防運動スペシャリスト
・我が国の介護予防施策の現状と課題
・要介護者の疾病特性論
・介護予防のための食習慣と食育
・要介護者のリハビリテーションのための医学専門知識
・介護予防に関する運動の方法と実践~理学療法士の立場から(実技含む)
・疲労回復のためのマッサージの理論と実際(実技含む)
・上級介護予防運動スペシャリストの役割(研究協議)

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