ロシア語能力検定試験について

ロシア語能力検定試験とは、ロシア語能力検定委員会が主催する検定試験です。第1回の実施は1957年とその歴史は長く、当初は100人に満たない受験者でしたがペレストロイカを機に1980年代後半から受験者を増やし、2010年には春秋あわせての受験者数が1000人に達しました。

ロシア語能力検定試験は、ロシア語の総合的な能力を判定する試験であり、音声を重視した聞き取りテスト(1~3級)のほか、朗読テスト(4~3級)もあるのが特徴です。露文和訳のほか和文露訳も試験に含まれるため、実用性が高いことでも知られています。

現在、日本企業がロシア各地に進出しており、両国は経済面のほか文化やスポーツといった幅広い分野で親密になっています。今後、多くの人材が求められるであろう言語資格といえるでしょう。

ロシア語能力検定試験の受験要項について

■受験資格
特に制限はありません。

■試験日程と申込期間
例年、春と秋の2回実施しています。
実施日によって受験できる級が異なりますので、ご注意ください。

春季試験
試験日程:例年5月
受験級:3級、4級

秋季試験
試験日程:例年10月
受験級:すべての級
※実施日は2日間あり、受験級によっていずれかに振り分けられています

■受験料
1級:7,000円
2級:7,000円
3級:6,000円
4級:5,000円

■受験地※受験年度によって異なる場合があります
札幌:日本ユーラシア協会北海道連合会
稚内:日本ユーラシア協会稚内支部
釧路:釧路市民活動センター「わっと」1階
函館:函館市地域交流まちづくりセンター 変更
岩手:岩手県立大学
仙台:仙台市市民活動サポートセンター3階研修室
新潟:新潟県立大学
東京:東京ロシア語学院
横浜:横浜平和と労働会館4F
金沢:リファーレ4F/(公財)石川県国際交流協会研修室1・2
名古屋:日本ユーラシア協会/愛知県連合会(愛知民主会館内)
大阪:大阪府社会福祉会館505号室
京都:同志社大学新町キャンパス尋真館地階 変更
広島:広島市留学生会館2階研修室3
福岡:サンビル2F 書斎りーぶるセミナールーム

■合格発表日
例年試験日の約2か月後

ロシア語能力検定試験の申し込み方法について

ロシア語能力検定試験の申し込みは、インターネット、コンビニ端末、東京ロシア語学院での窓口受付で行うことができます。

インターネット申し込みを行う際は、下記URLよりアクセスし、支払方法をコンビニ払いとクレジットカードから選択したうえで進めてください。なおシステム利用手数料として、受験料とは別に324円かかります。

参考URL:http://www.tokyorus.ac.jp/kentei/application.html

ロシア語能力検定試験 各等級の難易度について

ロシア語能力検定試験には1~4級の等級が設けられています。いずれの場合も試験科目のすべての得点が6割に達することが合格の条件です。

■1級
文法:すべての文法事項がチェック対象となる
露文和訳:極度に文学的または専門的文体を除き、様々な分野の文章を訳す
和文露訳:一般教養の範囲内のやや高度な内容の事柄を正確なロシア語に訳す
聴取:ノーマルスピードでやや高度な話も理解できる
口頭作文:与えられたテーマでロシア語を話をし録音する

■2級
文法:数詞の格変化、関係代名詞・副詞、体の用法など
露文和訳:一般向けの読み物や新聞・雑誌記事などを訳す
和文露訳:さまざまな分野の事柄を平易なロシア語に訳す
聴取:日常会話レベルの話が理解できる
口頭作文:与えられた身近なテーマで話を展開し録音する

■3級
文法:数詞(主格)、比較級・最上級、移動の動詞、関係代名詞の一部など
露文和訳:あるテーマの平易な文章を日本語に訳す
和文露訳:日常生活で使うやや長い表現をロシア語にする
朗読:力点のないロシア語テクストを会場でテープに録音
聴取:ゆっくりとしたテンポの露文テクストの内容を理解できる

■4級
文法:文字と発音、格変化、動詞の時制、簡単な複文など
露文和訳:日常的な内容の文章を日本語にする
和文露訳:やさしい日常表現をロシア語にする
朗読:力点のあるロシア語テクストを会場でテープに録音

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