パターンメーキング技術検定試験について

パターンメーキング技術検定試験とは、一般社団法人日本ファッション教育振興会による民間資格の検定試験です。
この検定試験は、アパレル企業のパターンメーキング部門で活躍できるパタンナーの育成を目的に実施されています。

パタンナーとは、デザイナーが提案するデザインをもとに服作りに必要な布を裁断するための型紙(パターン)をおこすスペシャリストです。
ファッションやアパレルの世界では欠かせない技術者といえるでしょう。
平面に描かれているデザインを立体化させるので、技術のみならず、ファッション全般に関する知識や美しい服作りのためのセンスも要求されます。
また技術職なので、常に自分の技能を磨こうとする向学心も必要となるでしょう。

パタンナーの主な活躍の場は、アパレルメーカーやデザイナー事務所、ファッション企画メーカーです。
中には経験を積んだのち、一流デザイナーの専属となる人もいます。またフリーとして活躍することも可能です。
パターンメーキング技術検定試験の資格を取得すれば、必ず就職できるというわけではありませんが、多くの企業が採用の際にこの資格の有無を判断材料にしているようです。

パターンメーキング技術検定試験の受験資格について

パターンメーキング技術検定試験には、1級~3級の等級が設けられています。
いずれの場合も受験資格に制限はありませんが、2級・3級では以下を主な受験対象者としています。

■1級
アパレル企業などでのパターンメーキング実務経験が5~6年ほど有する人。
ファッション資格のファッションデザイナーはこちら
スタイリスト資格の服飾インストラクターはこちら
■2級
・パターンメーキング技術検定試験3級合格に相当するスキル
・パターンメーカーを目指す学生
・専門学校などで3年間、ファッション造形知識や技術を学んだ人
・専門学校などで3年間、工業用パターンメーキングやグレーディングに関する専門教育を履修した人

新人パターンメーカーに必要とされるパターンメーキングの知識や技術が問われます。

■3級
・パターンメーカーへの就職を目指す学生
・ファッション業界でのクリエイターを目指す学生
・服飾系の専門学校で2年間、ファッション造形知識や技術、パターンメーキングを学んだ人

パターンメーキングの入門として必要な知識・技能の有無を問われます。

パターンメーキング技術検定試験の受験要項について

■試験日程
2級筆記試験:6月上旬ごろ
3級筆記試験:6月上旬ごろ

2級実技試験:9月上旬ごろ
3級筆記試験:9月中旬ごろ

※1級は9月、または10月、12月ごろとなり、受験会場によって異なります。

■申込期間
4月上旬~下旬ごろ
※期間内に出願先へ必着することが条件となります

■受験料(税込)
1級
実技試験:17,000円

2級
筆記試験:6,000円
実技試験:7,000円

3級
筆記試験:5,500円
実技試験:7,000円

パターンメーキング技術検定試験の試験内容について

パターンメーキング技術検定試験の2・3級は筆記試験と実技試験によって構成されていますが、1級は実技試験のみとなります。
各級の試験内容は以下の通りです。

■1級
課題デザインと素材などの条件に合わせて自由な方法でパターンメーキングし、工業用パターン、縫製仕様書を作成して提出します。

■2級

【筆記試験】
理論マークシート形式による試験と製図があります。マークシートは出問数100問です。以下のアパレル企業における知識が問われます。

・パターンメーキング
・グレーディング
・マーキング
・アパレルCAD
・縫製仕様書
・素材とパターン
・サンプルチェック

【実技試験】
フラットパターンメーキングかドレーピングを選び、テーマに基づき完成させます。

■3級

【筆記試験】
理論マークシート形式による試験と製図があります。マークシートは出問数100問です。以下の知識が問われます。

・パターンメーキング用語
・基本寸法

【実技試験】
フラットパターンメーキングかドレーピングを選び、テーマに基づき完成させます。

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