バーテンダーとは、バーやパブといったカウンター席が設置された酒場において、酒類を調合し、飲酒するお客様にひとときの心の安らぎの場を与えるスペシャリストです。一般社団法人日本バーテンダー協会では、バーテンダーの職業的権利を保つため「N.B.A.検定試験制度」に基づいた呼称・認定試験を2013年より実施しています。この資格によって有資格者はバーテンダーとしての確かな技術が証明され、お客様に信頼感を与えることができます。
バーテンダー 呼称・技能認定試験の応募要項について
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バーテンダー 呼称・技能認定試験は一般社団法人 日本バーテンダー協会 (N.B.A.)の会員・非会員ともに受験することができます。試験の概要は以下の通りです。
■受験資格
N.B.A.正会員:アルコール飲料を取り扱う飲食・サービス業に従事し、満20歳以上の者
一般受験者:飲食業でバーテンダーを職業とする満20歳以上の者
※過去にバーテンダー業務に従事していて現在退職している場合は、過去の職場での従事証明が必要です。
■試験日程
3月下旬ごろ
■申込期間(一般受験者)
1月上旬~2月下旬ごろ
■受験料
N.B.A.会員:5,400円
非会員:21,600円
■認定料
合格者は資格認定の際、認定料が必要です。認定書と認定バッジが配布されます。
N.B.A.会員:5,400円
非会員:10,800円
■合格発表
4月中旬ごろ実施先ホームページで発表。あるいは機関誌「バーテンダー」6月号(5月下旬ごろ発行)でも確認できます。
■お問い合わせ
一般社団法人 日本バーテンダー協会 (N.B.A.)
〒100-0006東京都千代田区有楽町2-3-6マスヤビル9F
TEL:03-3571-2473
バーテンダー 呼称・技能認定試験の試験内容について
バーテンダー 呼称・技能認定試験は、学科試験にて実施されます。試験内容は「NBA新オフィシャルカクテルブック」(柴田書店)による酒類総論です。
出題数は20問、試験時間は60分となります。合格基準は検定試験委員会が決定します。受験年度ごとの試験難易度によって変動するため、具体的な数値は公表されていません。
インターナショナル・バーテンダー呼称・技能認定試験について
より上級レベルのバーテンダー呼称・認定試験として「インターナショナル・バーテンダー呼称・技能認定試験」があります。この試験を受験できるのはN.B.A.会員のみです。さらに協会在籍3年以上、実務経験7年以上であり、バーテンダー呼称技能認定を取得して2年が経過した満25歳以上の者でなければなりません。
試験は学科による一次試験と実技による二次試験によって構成されています。そのほかの詳細は、以下の通りです。
■試験日程
3月下旬ごろ
■受験料
5,400円
■合格認定料
16,200円
※認定書・認定バッジが配布されます。
■合格発表日
4月中旬ごろ実施先ホームページで発表。あるいは機関誌「バーテンダー」6月号(5月下旬ごろ発行)でも確認できます。
■試験内容
学科試験
・「N.B.A.新オフィシャルカクテルブック」(柴田書店)より酒類総論(10問)
・衛生テキストより食品衛生問題(10問)
・試験時間は60分
・合格基準は受験年度によって異なります
実技試験
・「フルーツ・カッティング」、「ステア」、「シェーク」の基本技術3部門
・各部門10点×3=30点満点
・合格基準は25点以上となります
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