ディジタル技術検定について

ディジタル技術検定とは、情報処理や制御などコンピューターに関連した幅広いディジタル技術の技術や専門性を判定する試験です。文部科学省後援で、国際文化カレッジ主催によって実施されている公的資格となっています。

以前は1~5級までありましたが、現在5級の募集は停止され、1~4級までとなっています。
そのうち1・2級は情報部門と制御部門のふたつの部門によって構成され、より専門性の高い出題傾向となっています。

学生に特に人気がある資格試験ですが、実質、就職に有利なのは1級のみとされています。
しかし、最初から1級を受験するのでは困難とされているので、段階を追って高いレベルに挑戦していくのがおすすめです。

ディジタル技術検定の概要について

ディジタル技術検定の受験資格に制限はありません。
試験の概要は以下の通りになっています。

■申込期限と試験日程

申込期限や試験日程は受験する級によって変わります。
願書の請求は、公益財団法人「国際文化カレッジ」の公式サイトから行ってください。
願書受付期間の締め切りが近い場合は、電話連絡が推奨されています。

また受験会場は試験ごとに設定が変わりますので、随時確認しましょう。

[1級] 申込期限:9月下旬~10月下旬ごろ。
試験日程:11月第4日曜日ごろ。

[2~4] 申込期限:4月下旬~5月下旬ごろ、9月下旬~10月下旬ごろ。
試験日程:6月の第4日曜日と11月の第4日曜日。

■受験料

・1級→6.500円
(情報、制御部門同時受験の場合は13,000円)
・2級→5.000円
・3級→4.000円
・4級→3.000円

1級を除けば併願が可能となっています。その際の受験料は、ふたつの受験料を合計したものになります。

■合格発表日
試験日より40日以内。

■問い合わせ

公益財団法人 国際文化カレッジ
ディジタル技術検定部
TEL:03-3361-1541

公益財団法人 国際文化カレッジホームページ

ディジタル技術検定の試験内容について

各レベルごとの試験内容や必要な知識のレベルは以下の通りです。

■1級:情報部門

[求められるレベル] 情報処理理論や情報通信理論、プログラミング方法論を理解し、情報処理システムの構成法、試験、運用法およびプログラム開発をよく修得している。
さらに、実務の指導ができる

[試験内容] ・情報処理システムに必要な情報処理理論・情報通信理論
・計算機や計算機関連機器の構造
・マンマシンインターフェース知識やプログラム作成
・システムプログラム、応用パッケージの適用領域知識
・ソフトウェア生産管理、システム構成論
・ネットワークの設計や選定
・情報処理システムの導入や運用

■1級:制御部門

[求められるレベル] 論理設計理論や自動制御理論、情報処理理論、情報通信理論を理解した上で、制御システムの動作や設計、試験および運用法を修得している。さらに、実務の指導ができる。

[試験内容] ・回路理論、アナログ電子回路
・論理設計理論、自動制御理論
・通信システム
・計測や制御機器
・計算機や計算機関連機器
・ハードウェア対応のプログラム作成
・制御システム設計や運用
・計算機応用機器概要

■2級:情報部門

[求められるレベル] やや高度な情報処理理論や情報通信理論を理解し、さらに各種情報処理装置の動作原理および利用技術を知り、設計、運用、応用などの実務ができる。

[試験内容] ・情報処理理論・情報通信理論の知識
・ファイル設計・データ構造の基本知識
・計算機本体装置知識
・計算機周辺機器知識
・計測・制御ソフトウェア知識
・数値解析手法原理
・プログラミングの設計、試験や運用
・システム構成のソフト知識

■2級:制御部門

[求められるレベル] やや高度な論理設計理論および自動制御理論を理解し、計算機、計算機応用装置の動作原理や利用技術を知っている。
そして設計、試験、運用などの実務ができる。

[試験内容] ・電子素子と電子回路知識、
・アナログとディジタル変換知識
・論理設計知識、論理回路設計
・計測と制御機器知識
・計算機と計算機関連機器
・補助記憶装置と入出力装置の知識
・ソフトウェア知識
・ディジタル応用機器概要

■3級
[求められるレベル] 論理設計や情報処理に関する基礎的な知識を持っている。
情報処理装置や制御装置の基本原理、並びに簡単な応用技術の原理を理解し、さらに利用することができる。

[試験内容] ・電子部品、電気回路の基礎知識
・アナログやディジタル変換知識
・2進数、10進数、16進数の演算・相互変換
・論理回路知識
・計測と制御機器、素子の知識
・計算機の構成や制御の知識
・ソフトウェア知識
・コンピュータの利用方法

■4級
[求められるレベル] ディジタル技術や情報処理の初歩的な知識を持っている。
簡単な計算機応用機器や制御用機器であれば、動作を理解し操作することができる。

[試験内容] ・理科、技術の知識
・アナログ、ディジタル知識
・2進数の演算
・ディジタル論理素子知識
・電気、物理変換の原理的な知識
・計算機の構成、制御の知識
・ソフトウェア用語
・計算機応用機器の操作4

ディジタル技術検定の難易度について

ディジタル技術検定の合格基準は、レベルや部門を問わず、100満点中60%以上の得点率となります。

初心者向けの4級の合格率は88.2%、3級は65.5%となっており、比較的、易しい難易度となっています。ただし2級以上になると、一気に難易度が上がります。

2級情報部門の合格率は39.7%、制御部門は25.7%、さらに1級の情報部門の合格率は30.0%、制御部門は15.9%となっています。
資格試験全般のレベルから見ると、平均的な難易度といえるでしょう。

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