スポーツドクター(スポーツ指導者)について

スポーツドクターとは、公的資格である「スポーツ指導者」のうち「メディカル・コンディショニング資格」に属する資格のひとつです。「メディカル・コンディショニング資格」は、医療機関やスポーツクラブチームなどで医科学をもとにした健康管理や、栄養・食事面でのスポーツ支援を主に行う人に適した資格です。その中でもスポーツドクターには、以下の役割があります。

・アスリートの健康管理
・アスリートのスポーツによる外傷や障害の診断、治療、予防
・競技会などでの医事運営
・チームドクター
・スポーツ医学の向上への貢献

スポーツドクター(スポーツ指導者)の講座について

■受講資格
下記の項目にすべて該当することが条件となります。

・受講年度の4月1日の時点で、日本国の医師免許取得後4年を経過
・実施先や会加盟(準加盟)団体より推薦され、本会が認めた者。

■カリキュラムの種類
基礎科目Ⅰ・Ⅱ:25時間(25単位)
応用科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ:27時間(27単位)

■実施期間
9月~翌年2月

・各科目ともに、土日を中心に実施されます
・応用科目は、基礎科目の受講修了翌年度以降に受講してください
・カリキュラムは単位制です
・科目内の受講順序は自由となっています

■申込期間
推薦団体によって異なります

■受験料(教材費含む)
基礎科目からの受講:50,400円
応用科目からの受講:28,800円

■合格基準
検定や試験は実施されません。
講習会修了者をスポーツ医学の臨床経験の有無等について審査します。

■問い合わせ
日本体育協会スポーツ指導者育成部
スポーツドクター担当
TEL:03-3481-2226
E-mail:sports-doctor@japan-sports.or.jp

そのほか都道府県体育協会、中央競技団体など。

スポーツドクター(スポーツ指導者)養成講座(基礎)の内容について

養成講座は、基礎編と応用編によって構成されています。
基礎編の詳細は以下の通りです。

■基礎
・スポーツ医学概論
・神経、筋の運動生理とトレーニング効果
・呼吸、循環系の運動生理とトレーニング効果
・内分泌、代謝系の運動生理とトレーニング効果

・運動と栄養、食事、飲料
・女性と運動
・発育期と運動 ― 小児科系
・中高年者と運動 ― 内科系

・発育期と運動 ― 整形外科系
・中高年者と運動 ― 整形外科系
・メンタルヘルスと運動
・運動のためのメディカルチェック ― 内科系
・運動のためのメディカルチェック ― 整形外科系
・運動と内科的障害(急性期・慢性期)

・スポーツによる外傷と障害(1) ― 上肢
・スポーツによる外傷と障害(2) ― 下肢
・スポーツによる外傷と障害(3) ― 脊椎・体幹
・スポーツによる外傷と障害(4) ― 頭部

・運動負荷試験と運動処方の基本
・運動療法とリハビリテーション ― 内科系疾患
・運動療法とリハビリテーション ― 運動器疾患
・ドーピング防止

・障害者とスポーツ
・保健指導
・スポーツ現場での救急処置

スポーツドクター(スポーツ指導者)養成講座(応用)の内容について

養成講座の応用編の詳細は、以下の通りです。

■応用
・スポーツと環境
・スポーツによる精神的障害
・メンタルトレーニング
・筋力トレーニングの理論と実際

・持久性トレーニング
・スポーツバイオメカニクス
・アスリートの体力評価
・スポーツによる内科的障害

・循環器疾患とスポーツ
・呼吸器疾患とスポーツ
・腎、肝、消化器疾患とスポーツ

・スポーツ外傷・障害の最新情報(1)―脊柱・骨盤・大腿
・スポーツ外傷・障害の最新情報(2)―肩
・スポーツ外傷・障害の最新情報(3)―肘、手関節、手指
・スポーツ外傷・障害の最新情報(4)―膝
・スポーツ外傷・障害の最新情報(5)―下腿、足関節、足部
・スポーツ外傷・障害の最新情報(6)―その他の外科的疾患

・アスレティック・リハビリテーション
・アスリートの健康管理の実際
・ドーピング・コントロールの実際
・大会救護と救急医療

・競技と安全対策
・テーピング・ブレース
・スポーツと海外遠征
・スポーツと歯科

・スポーツと眼科
・スポーツとアレルギー疾患
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