シニアPB(プライベートバンカー)について

プライベートバンカーとは、富裕層顧客を対象とした相続や事業継承、資産運用のアドバイスを主に行うスペシャリストです。公益社団法人 日本証券アナリスト協会によって2013年から始まった新しい資格であり、少子高齢化や長寿化の傾向が顕著になる現代において、金融のプロとして期待を集めています。

なおプライベートバンカーにはPBコーディネーター、プライマリーPB、シニアPBの3つの資格があります。この記事で解説するシニアPBは、プライベートバンカーの中でも最上級の資格に位置付けられています。

そのためほかのプライベートバンカーの資格と異なり受験資格に制限があり、下記いずれかに該当する必要があります。なお受験資格は自動判別と自己申告の2タイプがあります。

自動判別
・プライマリーPB資格取得者
・検定会員(CMA)
・証券アナリスト第1次レベル試験合格者

自己申告
・1級FP技能士、CFP認定者

シニアPB(プライベートバンカー)の試験要項について

シニアPBの試験は、コンピュータ試験で実施されます。そのため受験日は自分で決めることが可能です。試験会場は全都道府県に100か所以上あり、年末年始や祝祭日を除き、おおむね9時~17時の間、受験を受け付けています。(ただし試験会場によって営業日が異なります)そのほかの試験概要は、以下の通りです。

■免除制度について
下記に該当する場合、自動判別にて試験の一部が免除されます。

・証券アナリスト第1次レベル試験合格者
・検定会員(CMA)

■受験料(税込)
支払方法は、クレジットカード決済、コンビニエンスストアでの支払、ペイジー決済となります。

第1単位
基本料金:12,300円

検定会員、一般会員、個人賛助会員、検定会員補:11,100円
法人会員・法人賛助会員の役職員:11,100円
双方に該当する方:9,900円

第2単位
基本料金:9,300円

検定会員、一般会員、個人賛助会員、検定会員補:8,300円
法人会員・法人賛助会員の役職員:8,300円
双方に該当する方:7,400円

第3単位
基本料金:9,300円

検定会員、一般会員、個人賛助会員、検定会員補:8,300円
法人会員・法人賛助会員の役職員:8,300円
双方に該当する方:7,400円

■筆記試験について
シニアPBでは、コンピュータ試験を3単位取得すると、筆記試験を受験できます。なお3単位取得の有効期限は3年間です。また、筆記試験の受験可能回数は6回となります。筆記試験は投資政策書の作成を課すものであり、郵送方式で行います。受験料は税込みで10,300円です。

シニアPB(プライベートバンカー)税金分野の基本項目について

シニアPB受験者の傾向から、税金分野の初学者が多いと考えられることから、実施先は必須の知識として税金分野の基本項目をまとめて提供しています。項目は全部で11あります。それぞれ詳細は、こちらからご確認ください。

①小規模宅地等の特例
②不動産の相続税評価
③相続時精算課税制度
④非上場株式の相続税評価-①
⑤非上場株式の相続税評価-②
⑥非上場株式等の相続税の納税猶予
⑦相続税・贈与税の基礎
⑧消費税
⑨株式等に係る課税関係
⑩その他の税金関係①(みなし配当の特例、ストックオプションなど)
⑪そのほかの税金関係②(住民税、不動産関連の税金など)

シニアPB(プライベートバンカー)の資格更新制度について

シニアPBでは資格に2年間の有効期限を設けています。これはプライベートバンカーが関わる世界は短期間で多くの変化が生じ、それに伴ってニーズも多岐にわたるためです。これらに対応するためには、必要な知識やノウハウを常に習得し続けなければなりません。

資格更新制度とともに継続教育プログラムも整備されており、PBセミナー、PB補完セミナー、PBスクール等の受講、動画視聴、セミナー要旨録の熟読などで学習することができます。

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