ケアクラーク技能認定試験について

ケアクラーク技能認定試験とは、介護事務業務に携わる人に欠かせない社会福祉制度や介護報酬請求事務などの知識の有無や技能レベルを判定する試験です。この試験に合格すると、「ケア クラーク」の称号が付与されます。試験の主な対象者は、居宅介護サービス機関や介護保険施設等における日常的な事務処理、窓口業務を行う人、居宅サービス・施設サービス報酬請求事務などの業務に携わる人です。こうした人たちの職業能力を主な評価対象としています。ただし受験資格に制限はありませんので、実務経験がない場合でも試験を受けることは可能です。今後のキャリア形成や転職のために受験することも有効でしょう。

ケアクラーク技能認定試験の受験要項について

■試験日程と申込期間(年6回実施)

試験日程
・4月中旬ごろ
・6月下旬ごろ
・8月下旬ごろ
・10月下旬ごろ
・12月中旬ごろ
・翌2月下旬ごろ

申込期間
試験日の約2か月前から2週間前まで受け付けています。

■受験料(税込)
6,700円

■受験地
各都道府県内の公共施設等

■合格発表日
試験日の約1か月後に郵送にて通知します。

■お問い合わせ
一般財団法人 日本医療教育財団技能審査係
TEL:03-3294-6624

ケアクラーク技能認定試験の学科試験について

ケアクラーク技能認定試験は学科試験と実技試験によって構成されています。
学科試験は択一式による筆記試験で全25問の出題となります。試験時間は50分です。
内容は以下の通となります。

■人間関係(コミュニケーション)
(1)人間関係の基礎・発達
(2)援助的態度
(3)コミュニケーションの技法
(4)コミュニケーションと人間関係
(5)心理的援助法

■高齢者・障害者の心理
(1)老化とその心理的影響
(2)高齢者の心理的特性
(3)老年期の精神障害
(4)障害とその心理的影響
(5)高齢者・障害者への対応

■社会福祉
(1)現代社会における社会福祉の理念と意義
(2)社会福祉サービス体系の概要
(3)社会福祉の遂行と福祉専門職
(4)社会福祉をめぐる我が国の動向

■老人福祉
(1)高齢者の精神的・身体的特徴や障害
(2)現代社会における老人福祉・老人保健
(3)民間シルバーサービスの社会的意義とその現状
(4)高齢者に対する総合的援助

■地域福祉
(1)地域福祉の理念と内容
(2)地域福祉の推進方法
(3)地域福祉の現状

■社会福祉援助技術
(1)社会福祉援助技術の目的・体系・内容
(2)社会福祉援助活動における専門援助技術の体系
(3)社会福祉援助技術と倫理

■介護概論
(1)介護の役割と範囲
(2)看護・医療および家政との関係
(3)高齢者・障害者の介護

■介護技術・障害形態別介護技術
(1)食事、排泄、衣類の着脱などの介護の基本的技術
(2)高齢者の介護技術
(3)視覚・聴覚障害者の介護技術
(4)肢体不自由者・内部障害者の介護技術
(5)福祉用具と介護方法

■リハビリテーション
(1)リハビリテーションの概念
(2)リハビリテーションチームと専門職
(3)リハビリテーションの種類
(4)社会資源と地域リハビリテーション

■医学一般
(1)人体の構造・機能と病的状態
(2)高齢者の生理的特徴と代表的疾患
(3)公衆衛生の概要

■介護保険制度
(1)介護保険法
(2)介護保険制度の仕組み
(3)要介護認定から介護サービス計画の作成まで
(4)介護支援専門員
(5)予防給付費・介護給付費の算定

■介護事務業務
(1)介護事務職員の役割
(2)介護報酬請求業務
(3)指定申請事務
(4)介護関係事業者における個人情報の適切な取扱い

ケアクラーク技能認定試験の実技試験について

ケアクラーク技能認定試験の実技試験は、全部で2問出題されます。
試験時間は60分です。内容は以下の通りとなります。

■介護報酬請求事務
(1)居宅サービス介護給付費明細書の作成
(2)施設サービス等介護給付費明細書の作成

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です