クリーニング師の資格試験について

洋服を業務用の洗たく機で洗ったり、専門的な技術でシミ抜きなどを行う「クリーニング屋」で従事するには、クリーニング師の資格試験に合格し、免許を取得しなければなりません。
クリーニング師の資格試験は「公衆衛生の向上」と「利用者利益の擁護」を社会的使命とした法規・クリーニング業法を基に定められた国家試験です。

はれて試験に合格し、クリーニング師の免許申請を行うことで、初めて各都道府県知事によって認められたクリーニング師原簿に登録されます。
クリーニング師の免許取得後はクリーニング屋に就職するほか、独立も可能です。ただし、独立の場合は技術のほか営業力も求められるでしょう。

クリーニング師の試験概要について

クリーニング師の資格試験は、各都道府県知事によって年1回行われます。
(ただし地域によっては年1回以上の場合もあり。)
資格概要は下記の通りです。

■受験資格
・中学卒業者。
・上記と同等以上の学力を有すると厚生大臣によて認定された者。

■申込期限と試験日程
申込期限や試験日程は、各都道府県によって異なります。
実施先へお問い合わせください。

なお、申込先はお住まいの都道府県である必要はありません。
日程や受験料などを確認し、自分が希望する受験地を選択することができます。
ただし、試験合格後の申請などは受験地と同じ地域で行う必要があるので注意しましょう。

■受験料
各都道府県によって定められるため、お問い合わせが必要です。

■合格発表日
各都道府県によって行われるため、お問い合わせが必要です。

■問い合わせ
試験の日時や申込方法等に関しては、各都道府県の環境衛生主管課へお問い合わせください。

試験対策や講習会等に関しては、各都道府県のクリーニング組合事務局へお問い合わせが可能です。
問合せ先の詳細は、全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の「利用者向け情報」をご確認ください。

クリーニング師の試験内容について

クリーニング師の資格試験は、学科試験と実技試験によって構成されています。
ただし、その試験内容には地域差がみられます。おおまかな傾向として以下の試験内容をご参考頂けると幸いです。

■試験科目

[学科試験] ・衛生法規に関する知識。
・公衆衛生に関する知識。
・洗濯物の処理知識、および技能。

『クリーニング教本』の内容から出題される傾向が強いです。

[実技試験] ・繊維の鑑別。
・薬品の鑑別。
・しみ抜きの鑑別。
・白・無地ワイシャツのアイロン仕上げ。

使用するワイシャツが自前で良い地域もあれば、試験会場で用意されるケースも。
さらに事前にワイシャツの素材などが分かる場合もあれば、非公開である地域もあります。

また、一部の地域では実技試験が実施されません。

■合格基準・難易度
クリーニング師の資格試験の合格基準は、学科・実技それぞれ以下の通りです。

[学科試験] ・3科目の合計点が300点満点中、180点以上。
・30点未満の科目がないこと。

[実技試験] ・アイロンによるワイシャツの仕上げ(100点満点)と繊維の鑑別(50点満点)の総合得点が90点以上であること。

合格率は、おおむね70%後半代となっております。
資格試験としての難易度は、比較的易しいレベルといえるでしょう。
そのため、再就職を目指す主婦や中高年者の受験も多くみられます。

クリーニング師 免許取得後について対応について

クリーニング師の免許を取得し、実際に現場で働くようになった場合、3年に1度はクリーニングし研修を受講しなければなりません。
これはクリーニング業法によって定められた義務であり、常に最新の知識や技術を身につけるためとされています。

各都道府県によって実施会場や定員数などが異なりますの。
受講の際には「公益財団法人全国生活衛生営業指導センター」ホームページの研修に関するページをご確認ください。

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