ふぐ取扱者資格について

猛毒なふぐを捌き、調理できる「ふぐ調理師」、「ふぐ処理師」、「ふぐ包丁師」になるには、ふぐ条例に基づき都道府県知事が行う「ふぐ調理師試験」に合格して、ふぐ取扱者資格を取得しなければいけません。和食の高級食材である「ふぐ」を調理できることは、一流の板前になるためには欠かせないスキルといえるでしょう。なお、国家資格ではなく公的資格です。

主な就職先は、ふぐ専門店や料亭、旅館など。ふぐの調理のほか、有毒部分である内臓などを鍵付のゴミ箱に保管をし、ふぐ毒の流出を防ぐ役割も担っています。
そのため調理師と比べて給与面で優遇され点も、ふぐ取扱者資格のメリットです。
資格取得後は、ふぐ調理師として独立開業することも可能となっています。

ふぐ取扱者資格の概要について

ふぐ取扱者資格は各都道府県によって資格試験の概要が大きく異なります。
ここでは大まかな目安となる概要を記載します。詳細は各都道府県に問い合わせましょう。

■受験資格

・調理士免許有資格者であり、ふぐ免許を受けた者の下で2年以上教育を受けた者。
・調理士免許有資格者であり、ふぐ調理士と同等の経験をつんでいる者。
・ふぐの取扱いに、3年以上従事している者。

・・・など。
ただし、都道府県によっては受験に制限がない場合もあります。

■申込期限と試験日程
出願期限や試験日程は、各都道府県によって異なります。実施先まで問い合わせてください。

■受験料
各都道府県によって異なりますが、おおよその目安として試験費用は15.000円以上となっています。
高額である、ふぐを使用した試験のため比較的高額となっています。
詳細は、実施先まで問い合わせてください。

■合格発表日
各都道府県によって異なります。実施先まで問い合わせてください。

■問い合わせ
各都道府県の衛生主管課までお問い合わせください。

ふぐ取扱者資格の試験科目について

ふぐ取扱者資格の試験科目は学科試験と実技試験によって構成されています
しかし、詳しい科目内容については各都道府県によって全く異なります。
また、試験の手法もテスト方式や講習などさまざまです。

一例として、試験科目が多い神奈川県の場合以下の通りとなります。

[学科] ・公衆衛生
・栄養及び調理理論
・ふぐに関する知識
・衛生法規

[実技] ・ふぐの種類及び臓器鑑別
・ふぐの取扱い実技

また、三重県のように試験と講習の両方がおこなれるケースもあります。

[学科]

講習
・関係法令
・ふぐ中毒及び取扱
・ふぐの分類及び形態

試験
・ふぐに関する知識
・魚種鑑別
・臓器鑑別

[実技]

講習
・模擬調理
試験
・除毒試験
・衛生試験

都道府県によっては実技試験が行われないケースもあります。
試験科目がバラバラなので、合格基準も当然ながら各都道府県によって異なります。

ふぐ取扱者資格の合格率や難易度について

多くの場合、調理師免許を取得した人が実務経験を積みながら資格試験を受けるため難易度はそれほど高くないとされています。
全国の平均的な合格率は40%前後です。ほかの資格試験と比較しても難易度は、「やや易しい」レベルとされています。

また、ふぐ取扱者資格を取得した場合は、都道府県条例によって食品衛生責任者の講習が免除されます。
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