きものコンサルタントについて

きものコンサルタントとは、文部科学・経済産業省の認可によって設立された「公益社団法人全日本きものコンサルタント協会」による民間資格です。
きものコンサルタントの役割は、日本の民族衣装である着物に関する総合的なコンサルタントにあります。例えば流行にあわせて、今どの着物がふさわしいか、着物に合った小物や化粧、髪型はどのようなものか・・といったことです。

きものコンサルタントの主な活躍の場は、デパートや呉服専門店です。和装アドバイザーとしてお客様のニーズに合った着物をコンサルタントします。
このほか着付け教室の講師になったり、自分自身で着付け教室を開く人も多いです。

きものコンサルタントの働き方は幅広く、サイドビジネスとして七五三や成人式シーズンのみ美容院や結婚式場と契約するといったケースもみられます。
こうした点から結婚や出産後も仕事を続けたい、着物が好きな女性に人気の資格です。

きものコンサルタント資格取得までの道のりについて

きものコンサルタントの資格を取得するには、協会認定の学校、装道礼法きもの学院で6か月間の講習を受けたのち、卒業試験に合格して「きものコンサルタント9級」の資格を得た後、上級試験に挑戦するのが近道となっています。
また、試験直前には予備口座が実施されますので、こちらを受講することになるのが一般的です。
これらを踏まえた上で、きものコンサルタントの試験を受ける際の受験資格は、以下の通りとなります。

①:きものの着装指導について2か年以上の実務経験があること
②:きもの教える学院および教室の卒業生で、220時間以上きものに関する教育を修了した者
③:そのほか実施先が受験資格があると認めた者

きものコンサルタントの受験要項について

きものコンサルタント資格試験の試験日程をはじめとした詳細は、以下の通りです。

■予備講座日程と試験日程(年1回実施)
予備講座:10月上旬ごろ(試験の1~2日前が目安です)
試験日程:10月上旬~中旬ごろ
※試験当日にも予備講座は実施されます
※試験当日の実施時間は予備講座も含め10:00~17:00となりますので、食事はご持参ください

■申し込み方法
受験希望者は600円分の切手を同封のうえ、受験の申込書類を実施先へ請求します。
申込書類と実施要項が届きます。

■受験料(税込)
試験:7,800円
予備講座受講料:23,600円
※さらに試験合格後、資格登録を行う際には認定登録料として48,600円が必要になります

■問い合わせ
公益社団法人全日本きものコンサルタント協会
〒100-0006
東京都千代田区有楽町1-6-4
TEL:03-3591-3015

きものコンサルタントの試験内容について

きものコンサルタントの試験は、1次試験(筆記試験)と2次試験(実技試験)によって構成されています。
受験年度によって変更する場合がありますが、実技試験を先に実施するようです。
それぞれの試験内容は、以下の通りとなります。

■筆記試験(試験時間:2時間)
・服飾史の概要
・きものの種類
・帯の種類
・小物の種類
・素材についての知識(きもの、帯、下着、その他)
・調和美(きもの、帯、帯締めの調和、きものと髪型の調和、きものと化粧の調和)
・仕立てのポイントについて
・着装のポイントについて
・きもののマナー
・きものの管理方法(しみぬき、そのほかの注意点)

■実技試験(試験時間:1時間)
・きものコンサルタント職務遂行の上での実技(着装実技)
・説明能力や指導能力(話法について)
・きものコンサルタントとしての演出能力

きものコンサルタントの試験は事前に予備講習が実施されるためか合格率が高く、例年90%あたりを推移しています。

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